研究課題/領域番号 |
19K04917
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分25010:社会システム工学関連
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研究機関 | 山口大学 (2020-2022) 保健医療経営大学 (2019) |
研究代表者 |
辻 正二 山口大学, その他部局等, 名誉教授 (10123936)
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研究分担者 |
徳野 貞雄 熊本大学, 大学院人文社会科学研究部(文), 名誉教授 (40197877)
泉 賢祐 保健医療経営大学, 保健医療経営学部, 教授(移行) (20516976)
内田 和実 保健医療経営大学, 保健医療経営学部, 教授(移行) (30232846)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 時間喪失 / 災害 / 同期 / 回復過程 / コミュニティ / グリーフ・ケア / 社会的時間 / 出来事 / 大きな変化 |
研究開始時の研究の概要 |
「大規模災害における時間喪失とその回復過程に関する時間学的研究」と題した本研究は、東日本大震災や熊本地震など、大災害で受けた被災経験(特に「時間が止まった」という経験)を「時間喪失」と捉え、この「時間喪失」を克服していく回復過程にどのような要因が関わっているかを考察するものである。研究に当たっては、時間学、地域社会学、地域福祉論、グリーン・ツーリズム論の研究者のそれそれの視点から、回復過程の検討をしたいと考えている。
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研究成果の概要 |
本研究は、2016年の熊本地震などの大規模災害の被災者にとって、「時間が止まった」(「時間喪失」)という経験が何を意味し、またその「喪失」状態から「回復」状態へと至るメカニズムを解明することが目的である。被災地域でのアンケート調査、聞き取り調査を行うため、分析視点の検討、関連する研究成果の整理など、事前準備を行ってきたが、新型コロナウイルス感染症の流行により、調査を実施することができなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、地域社会の人々が大規模災害を体験することによって生じる「時間喪失」とその「回復」促進のメカニズムを解明することで、「安心・安全社会」の実現のための一助となる知見を見出すことが目的であった。しかし、新型コロナウイルス感染症の流行により調査を行うことができず、残念ながら研究成果の学術的意義や社会的意義を世に問うことはできなかった。
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