研究課題/領域番号 |
19K04963
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分25030:防災工学関連
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研究機関 | 筑波技術大学 |
研究代表者 |
倉田 成人 筑波技術大学, 産業技術学部, 教授 (00416869)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 時刻同期 / センシングシステム / チップスケール原子時計 / GNSS / 地震センサ / 振動センサ / カメラ / IoT / デジタルセンシング / マルチモーダル分析 / 地震観測 / 構造ヘルスモニタリング / 映像 / リスク |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の目的は、老朽化する建築の災害リスクを、建物内に設置する異種デジタルセンサ群の絶対時刻同期を前提とするマルチモーダル分析により制御することで、建築を強化するための技術基盤を確立することである。具体的には、(1) 建物内に設置する異種デジタルセンサの絶対時刻同期システム、(2) 災害時の建築の時系列マルチモーダル分析、(3) 建築のリスク制御情報システムを研究する。
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研究成果の概要 |
本研究の目的は、老朽化する建築の災害リスクを、建物内に設置する異種デジタルセンサ群の絶対時刻同期を前提とするマルチモーダル分析により制御することで、建築を強化するための技術基盤を確立することである。具体的には、(1) 建物内に設置する異種デジタルセンサの絶対時刻同期システム、(2) 災害時の建築の時系列マルチモーダル分析、(3) 建築のリスク制御情報システムを研究・開発した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本格的なIoTの適用には、複数センサ間の時刻同期技術が必須である。従来技術として、GPS信号を利用する方法があるが、構造物の内部、特に地下空間などでは利用できない。専用配線を行うことは現実的な解決法であるが、コストがかかる。そこで、本研究では、高精度な時計であるチップスケール原子時計を、複数センサ間の超高精度な時刻同期を実現するために利用する研究開発を行った。特に、アナログセンサではなく、カメラを含む異種デジタルセンサ群を対象として、高精度な時刻同期を確保する自律型マルチセンサシステムは世界的にも事例が無く、我が国のIoTの普及、ひいてはSociety5.0の実現に貢献する。
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