研究課題/領域番号 |
19K05125
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分27010:移動現象および単位操作関連
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
堀河 俊英 徳島大学, 大学院社会産業理工学研究部(理工学域), 准教授 (90380112)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 吸着 / 吸着メカニズム / wetting/non-wetting / 吸着熱 / 吸着シミュレーション / キャラクタリゼーション / Adsorption |
研究開始時の研究の概要 |
近年、プロセスの省エネルギー化・高効率化が求められ、分離技術においてもその例外ではなく、多角的な視点から研究が進められている。天然ガスから二酸化炭素、メタン、BTX、水蒸気などの分離精製技術として気相吸着分離技術が適用される。その吸着分離性能は吸着剤と吸着質の相互作用などに依存する。吸着メカニズムのより良い理解が、高分離性能吸着剤の設計・製造を可能とし、また、高精度吸着シミュレータの開発に大きく寄与する。本研究では吸着剤への様々な吸着質の吸着挙動を50K-常温において測定し、吸着等温線と吸着熱、また吸着シミュレーション情報の融合により、各吸着剤への吸着質が示す吸着メカニズムの解明を目的とする。
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研究成果の概要 |
近年、プロセスの省エネルギー化・高効率化が求められ、分離技術においてもその例外ではなく、多角的な視点から研究が進められている。天然ガスから二酸化炭素、メタン、BTX、水蒸気などの分離精製技術として気相吸着分離技術が適用される。その吸着分離性能は吸着剤と吸着質の相互作用などに依存する。吸着メカニズムのより良い理解が、高分離性能吸着剤の設計・製造を可能とし、また、高精度吸着シミュレータの開発に大きく寄与する。本研究では吸着剤への様々な吸着質の吸着挙動を50K-常温において測定し、吸着等温線と吸着熱、また吸着シミュレーション情報の融合により、各吸着剤への吸着質が示す吸着メカニズムの解明を目的とした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の吸着剤への様々な吸着質の吸着挙動を50K-常温における測定結果、吸着等温線と吸着熱、また吸着シミュレーション情報の融合により得られた知見から、これまでに知られていなかった吸着初期の吸着構造が吸着後期への吸着構造に影響を及ぼすなど各吸着剤への吸着質の詳細な吸着メカニズムについて学術的理解を深めた。これらの結果は、近年求められている化学工業など産業分野におけるプロセスの省エネルギー化・高効率化、特に吸着分離技術の高効率技術発展に大きく貢献することが期待できる。
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