研究課題/領域番号 |
19K05151
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分27030:触媒プロセスおよび資源化学プロセス関連
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
八尋 秀典 愛媛大学, 理工学研究科(工学系), 教授 (90200568)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | ペロブスカイト型酸化物 / 金属シアノ錯体 / ブラウンミレライト型酸化物 / PM酸化反応 / シアノ錯体 / ブラウンミラライト型酸化物 / 銀イオン |
研究開始時の研究の概要 |
申請者らは結晶性多核金属シアノ錯体の熱焼成による結晶性ペロブスカイト型複合金属酸化物触媒の調製およびその触媒作用を検討してきた.本調製法は結晶から結晶への直接変換を行うことに特徴があり,結晶性多核金属シアノ錯体はヘテロな金属イオンが原子状で混合された究極の複合金属酸化物の前駆体として注目される.本研究ではペロブスカイト型酸化物触媒の性能を向上させるため前駆体修飾による調製法の指針を得ることを目的とする.具体的には,①Aサイトへのアルカリ土類金属イオン添加方法の検討,②金属を高分散担持したペロブスカイト型酸化物の調製法の検討,③調製した触媒の環境触媒への応用について検討する.
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研究成果の概要 |
申請者らは結晶性多核金属シアノ錯体の熱焼成による結晶性ペロブスカイト型複合金属酸化物触媒の調製法およびその触媒作用を報告してきた.本研究の目的はこれまでに申請者によって報告されたこの新しいペロブスカイト触媒調製法をさらに発展させ,extrinsicな修飾によるペロブスカイト型酸化物触媒の調製法の指針を得ることである.具体的には,①Aサイトへのアルカリ土類金属イオン添加方法の検討,②金属を高分散担持したペロブスカイト型酸化物の調製法の検討,③得られた触媒の環境触媒への応用について検討した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で注目するペロブスカイト型複合金属酸化物触媒は高い酸化活性を示すが,表面積が小さいという問題がある.申請者らは金属シアノ錯体前駆体の熱焼成によって高表面積のペロブスカイト型金属酸化物触媒の調製に成功し,実用化への糸口を発見した.また,この金属シアノ錯体はヘテロな金属イオンが原子状で混合された究極の前駆体であり,適切な変換を施せば,理想的な複合金属酸化物触媒を調製することができる.また,本法は金属を高分散担持できる方法でもあり,従来法では困難であった低表面積触媒への金属担持の設計指針を提案でき,学術的な意味合いも大きい.
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