研究課題/領域番号 |
19K05181
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分28010:ナノ構造化学関連
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
古澤 宏幸 山形大学, 大学院基盤教育機構, 教授 (60345395)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 水晶振動子微量天秤 / 共有結合有機構造体 / 気化分子相互作用 / 受容体 / 分子認識 / バイオセンサー / ジペプチド / 金電極 / 配向固定化膜 / 共有結合性有機構造体 / アミンカップリング反応 / 脱水縮合剤 / ナノ薄膜 / 電気化学センサ |
研究開始時の研究の概要 |
数百種類の受容体で匂い分子を識別している生体の嗅覚システムを模倣した低分子認識システムを人工的な材料で実現するために、受容体ポケットのフレームワークとして共有結合性有機構造体を利用し、その支柱部分に多品種オリゴペプチドを組み込むことで生体に匹敵する多種類の受容体ポケットを用意できるようにして、生体系と同様に揮発性低分子を多種類の受容体捕捉パターンで識別するバイオ-ナノ構造-薄膜材料を開発する。
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研究成果の概要 |
数百種類の受容体で匂い分子を識別している生体の嗅覚システムを模倣した低分子認識システムを人工的な材料で実現するために、受容体ポケットのフレームワークとして共有結合性有機構造体を利用し、その支柱部分にジペプチドを組み込むことで生体類似の受容体ポケットを調製したところ、ジペプチドの有無や種類によって揮発性低分子の吸着量が異なることがわかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果から、有機材料を組み合わせることでナノサイズの空間を創製できるのみならず、ジペプチドをはじめとした分子や各種官能基を導入することで化学的に分子環境のことなる場を提供できることを示すことができた。これらは人工的なバイオセンサーの受容体として活用できることから、より多品種の分子に対応した分子センサー応用に展開でき、バイオセンサーの社会実装を促進すると期待できる。
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