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ゴマ由来の歯周病抑制ペプチドの同定とその有効性解析

研究課題

研究課題/領域番号 19K05872
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分38050:食品科学関連
研究機関尚絅大学

研究代表者

狩生 徹  尚絅大学, 生活科学部, 教授 (10412735)

研究分担者 今村 隆寿  尚絅大学, 生活科学部, 教授 (20176499)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
キーワード歯周病 / ゴマ
研究開始時の研究の概要

歯周病の原因菌(ジンジバリス菌)が菌体外に産生するプロテアーゼ(ジンジパイン)は、菌の増殖に必須であるとともに、出血や細胞傷害に関わる病原因子である。本申請課題では、ジンジパイン活性やジンジバリス菌の増殖を抑制できるゴマペプチド画分の分離精製、阻害能解析、及びジンジパインによる出血や細胞傷害抑制への有効性を評価することを目的としており、ジンジバリス菌増殖や全身疾患への有効性を示す新規歯周病治療薬開発を目指す。

研究成果の概要

歯周病は、歯を失う最大の原因であるが、有効な治療薬は開発されていない。我々は、これまでのゴマの機能性成分の解析で、ゴマ由来ペプチド画分やリグナン類が、歯周病菌の菌体外プロテアーゼを阻害することを見出していた。このプロテアーゼは、歯周病菌の増殖や病原性に関与することから、ゴマ由来分子が歯周病菌の口腔への感染や歯周組織破壊を抑制する可能性が示された。本申請課題では、プロテアーゼ阻害分子の静菌・殺菌活性や、歯周病モデルマウスを使ったin vivo解析により、その有効性を評価した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

ゴマ由来低分子画分は比較的安定性が高く、呈味性においても有利である。さらにゴマペプチドやリグナンは、長く食経験が有るゴマに由来することで安全性も高く、安価であることから、歯周病治療薬や口腔ケア用品、保健機能食品に適した成分である。安価かつ認可を受けやすい食品由来の抗歯周病成分は、他社製品と機能性で差別化を図りたいオーラルケア製品メーカーや保健機能食品メーカーのニーズに適している。

報告書

(1件)
  • 2022 研究成果報告書 ( PDF )

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2024-01-30  

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