研究課題/領域番号 |
19K05958
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分38060:応用分子細胞生物学関連
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研究機関 | 神戸学院大学 |
研究代表者 |
平岡 義範 神戸学院大学, 薬学部, 助教 (60397552)
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研究分担者 |
西 英一郎 滋賀医科大学, 医学部, 教授 (30362528)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 概日時計 / 転写制御 / 核内受容体 / 概日リズム / 時計タンパク質 |
研究開始時の研究の概要 |
概日リズムは、時計遺伝子の転写・翻訳を介したフィードバックループ(コアループおよびサブループ)によって制御されている。これまでの我々の研究で多機能メタロプロテアーゼが、コアループを構成する時計タンパク質と複合体を形成し、その機能調節を介して概日リズムを制御する新規時計調節因子であることを明らかにしている。今回、この多機能メタロプロテアーゼがサブループを構成する時計タンパク質とも複合体を形成することを見出したことから、本研究は多機能メタロプロテアーゼによるサブループ制御機構の解明を目的とする。
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研究成果の概要 |
ナルディライジン(NRDC)はM16ファミリーに属するメタロプロテアーゼで、細胞局在に依存した多機能性(細胞表面:細胞外ドメインシェディング活性化、核:転写調節)を有し、様々な生体恒常性の維持において重要な働きをしている。近年、私たちはNRDCが概日時計のコアフィードバックループを構成する時計タンパク質と複合体を形成し、その機能調節を介して概日リズムを制御する新規時計調節因子である可能性を見出している。今回、NRDCがコアループだけではなく、サブループ制御にも関与しているのではないかと考え、本研究ではその可能性について検討を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今回、NRDCが概日時計のコアループだけではなく、サブループも制御するユニークな時計調節因子である可能性を見出した。
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