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トマト果実生育後期における肥大速度低下に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 19K06020
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分39030:園芸科学関連
研究機関愛媛大学

研究代表者

片岡 圭子  愛媛大学, 農学研究科, 教授 (80204816)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
キーワードトマト / 果実肥大 / 低温 / 果皮の機械的強度 / 果皮 / 糖代謝酵素活性 / エチレン
研究開始時の研究の概要

成熟に伴う果皮硬化現象を,物理的計測および組織学的観察により確認した上で,塩ストレス,エチレン処理,低温管理により果実発達後期の肥大を制御した場合の,果皮硬化,果実肥大,シンク活性および果皮硬化に関わる酵素活性の様相を明らかにする.

研究成果の概要

トマト果実発達後期における肥大速度の低下現象について,‘Micro Tom’を供試し,着果後380℃日を目安に温度・塩ストレス・エスレル処理を開始し,果皮の機械的特性・乾物増加・糖代謝酵素活性について検討した.
低温管理(20/8℃)は,着色までの日数を長くし,シンク活性を維持した.果皮の引張試験の結果,成熟の進んだ段階でも果皮の可塑性が高く,水分流入への抵抗を減じている可能性が考えられた。エスレル処理は,3日目の果実肥大速度を抑制したが,果皮硬化は起きず,その原因とは考えられなかった.塩処理による肥大抑制よりも果皮硬度の上昇は遅く,肥大速度の低下の原因とは考えられなかった.

研究成果の学術的意義や社会的意義

トマト果実肥大後期における果皮の引張特性を検討し,低温管理によって物理的特性が変化することを明らかにした.栽培温度による果実サイズ決定には,エスレルによる成熟促進や塩ストレスによる小果化とは異なるメカニズムが存在することが示唆された.

報告書

(4件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2023-01-30  

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