研究課題/領域番号 |
19K06064
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分39040:植物保護科学関連
|
研究機関 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
研究代表者 |
上床 修弘 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 九州沖縄農業研究センター, 主任研究員 (60582616)
|
研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2022年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2021年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | strigosaエンバク / サツマイモネコブセンチュウ抵抗性 / 線虫対抗品種 / 飼料作物 / 緑肥 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、strigosaエンバク品種テララがもつサツマイモネコブセンチュウ抵抗性の遺伝機構を明らかにし、飼料および緑肥として利用される線虫対抗strigosaエンバク品種を効率的に育成できるDNAマーカーを開発する。 研究方法として、サツマイモネコブセンチュウに対して抵抗性を示すテララと感受性を示すヘイオーツの塩基配列情報を取得し、テララとヘイオーツの交配により作成した解析集団と両品種の塩基配列情報を用いて抵抗性遺伝子座の座乗領域を同定する。さらに解析結果から、サツマイモネコブセンチュウ抵抗性個体を選抜できるDNAマーカーを作出し、実際の育種材料を用いてDNAマーカーの有効性を検証する。
|
研究成果の概要 |
strigosaエンバク(Avena strigosa)のサツマイモネコブセンチュウ(Mi)抵抗性を支配するMi遺伝子座領域をGRAS-Diを用いたF2集団の解析により7.6cMに同定した。「テララ」由来のMi遺伝子座領域を保持するRILs 53系統は抵抗性を示すとともに、Mi抵抗性に影響を与える因子は他に確認されなかった。strigosaエンバクの品種および遺伝資源48点についてGRAS-Diによる多型調査を行ったところ、「テララ」が我が国で流通している品種群と遺伝的に離れており、今後の育種で想定されるほとんどの交配組合せで「テララ」に由来するMi遺伝子座領域を検出できることを示した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
strigosaエンバク「テララ」はサツマイモネコブセンチュウ(Mi)の増殖を抑制する稀有な線虫対抗品種であり、「テララ」の持つMi抵抗性はサツマイモネコブセンチュウ増殖リスクを回避できるため農業上の利用価値が高い。本研究の成果は、「テララ」のMi 抵抗性に関する遺伝的知見の理解を深めるとともに、線虫対抗エンバク品種の効率的な育成が可能になるMi抵抗性選抜マーカーの開発に資するものである。
|