研究課題/領域番号 |
19K06210
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分40030:水圏生産科学関連
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研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
小野寺 健一 高知大学, 教育研究部総合科学系複合領域科学部門, 助教 (50500196)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | アルカロイド / 渦鞭毛藻 / 天然物化学 |
研究開始時の研究の概要 |
カフェインなど窒素を含む物質はアルカロイドと呼ばれています。アルカロイドのうち海洋にあるものは複雑な生物同士の繋がりもあって、どの生物が生産しているのかよく分かっていません。海洋アルカロイドは食中毒などにも関わっていて、生産生物を特定することが食中毒予防のためにも必要ではないかと考えています。この研究では海洋アルカロイドを生産している生物を特定する方法を開発し、将来的には食中毒などを防ぐことができればと考えています。
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研究実績の概要 |
海洋アルカロイドは複雑な生物同士の繋がりもあり、どの生物が本来の生産者であるのか完全に解明されていないケースが多い。海洋アルカロイドは食中毒にも関わっており、生産生物を特定することが食中毒予防のためにも必要であると想定された。本研究では海洋アルカロイドを生産している生物を特定する方法の開発を目的としている。本年度は海洋アルカロイドの起源を解明するための、当該物質の収集を引続き行った。生物の収集や培養を行いこれらからのアルカロイドの精製・単離を行った。収集生物分のアルカロイドは化学構造解析に十分量を獲得したと考えるので次年度に解析を行う。培養は引き続き行う。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
アルカロイドを生産する生物特定法の開発に使用する、アルカロイド生産生物の必要量の入手に手間取ったため。
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今後の研究の推進方策 |
アルカロイドの起源解明のための当該物質は、収集生物分は化学構造解析に十分量を獲得したと考えているため、化学構造解析を行う。培養生物分は培養を継続し当該物質をさらに獲得しこちらも化学構造解析を行う。さらにこれらの解析を統合してアルカロイドの起源解明について方法論確立を目指す。
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