研究課題/領域番号 |
19K06251
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分41010:食料農業経済関連
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研究機関 | 昭和女子大学 (2020-2022) 新潟大学 (2019) |
研究代表者 |
清野 誠喜 昭和女子大学, 生活機構研究科, 教授 (90225095)
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研究分担者 |
上田 賢悦 秋田県立大学, 生物資源科学部, 准教授 (70611226)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 営業担当者 / 人材育成 / 中小食品製造業 / マーケティング / 営業 / 人財育成 / 中小食品製造企業 / 食品製造企業 / フードシステム |
研究開始時の研究の概要 |
フードシステムを構成する食品製造業では,中小企業比率が高く,また,原材料利用や雇用面などからも地域経済にとり重要な役割を果たし,その成長はフードシステムの持続的発展にも影響を与える。しかし,企業成長には営業力の強化が必要不可欠であるものの,それを担う人材育成に焦点を当てた研究はこれまで皆無である。 そこで本研究では,中小食品製造企業における営業活動を対象に,その営業担当者を如何に育成していくかを検討することにより,フードシステム研究の新たな地平を切り拓く。
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研究実績の概要 |
食品製造業は中小企業の比率が高いこと,また,原材料利用や雇用面などからも地域経済にとって重要な役割を果たしている。そのため,中小食品製造業におけるその経営成長は,わが国のフードシステム及び地域経済の持続的発展にも大きな影響を与え,重要なものとなる。 本研究は,中小食品製造企業の成長にとって重要な役割を果たす営業活動を対象にして,その活動を担う人材の育成に関して,「経験学習」の視点から分析し,あわせて今後の営業担当者の育成方策やマネジメントのあり方について検討するものである。 本年度も昨年度に引き続き2点について検討を行った。第1に,中小食品製造業における営業の実態とその課題の把握をヒアリング調査等で行うとともに,中小食品製造企業の営業担当者におけるOJT(On the Job Training)などによる「経験学習」の実態と課題について,PAC(Personal Attitude Construct)分析により引き続き明らかにした。その結果として,とくに中小食品製造業における営業担当についての人材育成をめぐる課題と,そこでの経験学習の重要性を確認することができた。そして第2に,中小食品製造企業における営業実態・課題を定量的に把握するためのアンケート調査を実施する予定であったが,アンケート内容などの修正などを検討するための,(アンケート対象数を限定しての)プレ調査を実施するにとどめた。しかし,その結果によりアンケート内容の見直しや内容の再検討などが可能となり,有意義なプレアンケート調査であった。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
中小食品製造企業における営業実態・課題を定量的に把握するためのアンケート調査を実施する予定であったが,アンケート内容などの修正などを検討するための,サンプル数を限定してのプレ調査を実施するにとどめた。
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今後の研究の推進方策 |
前年度,プレ実施にとどまった,中小食品製造企業における営業実態・課題を定量的に把握するためのアンケート調査を実施する。 と同時に,前年度に引き続き,中小食品製造企業の営業担当者における「経験学習」の実態と課題について,PAC(Personal Attitude Construct)分析により引き続き明らかにするとともに,その類型化などを実施する。
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