研究課題/領域番号 |
19K06270
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分41020:農業社会構造関連
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研究機関 | 弘前大学 |
研究代表者 |
泉谷 眞実 弘前大学, 農学生命科学部, 教授 (60265064)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 稲わら / 未利用バイオマス / 広域流通 / 粗飼料 / わら工品 / 静脈流通 / 飼料 / 堆肥 / わら焼き / 静脈産業 / 経営分析 / 流通 / 経営 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、稲わら・もみ殻などの農産「未利用バイオマス」の活用促進と産業化が我が国を含むアジアの稲作農業および農村経済の発展、さらには廃プラスチック等による環境汚染を防止するために極めて重要であるという基本認識から、我が国において未利用バイオマスとしての稲わら利用の拡大と稲わら関連産業が発展するための方策と課題を、(1)流通構造、(2)産業構造、(3)環境問題対策の3つの視点から解明し、その課題解決策を提案することである。
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研究実績の概要 |
今年度は第1に、稲わらの収集事業の実態と課題を検討するために、青森県内で稲わらの収取事業を行っているA社を対象とした聞き取り調査を行い、A社の収集事業の現状と課題についての検討を行った。 第2に、輸入稲わらの輸出国産地での実態を解明するために、中国産稲わらの輸入経験が長い北陸地方のB社を対象とした聞き取り調査を行い、B社の中国での収集の実態と稲わら輸入事業の課題についての検討をおこなった。 第3に、青森県内の自治体が農家に対して実施した、稲わらおよびもみ殻の処理・利用状況に関するアンケート調査結果の個票を自治体から提供いただき、より詳細な集計を行った。 第4に、これまでに実施した調査データを分析し、学会での成果報告を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
これまで新型コロナウイルスの影響で実施できなかった県外調査を実施できるようになり、研究計画の実施に必要な県外の調査を実施できた。また、県内の稲わら収集事業者の調査も実施できた。
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今後の研究の推進方策 |
今後は、第1に、これまで行ってきた事業者の調査結果を取りまとめ、不足する部分についての補足調査を行い、最終報告書の取りまとめを行う。 また、これまでの研究成果を学会誌に論文として公表する。
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