研究課題/領域番号 |
19K06402
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分42020:獣医学関連
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研究機関 | 鳥取大学 |
研究代表者 |
曽田 公輔 鳥取大学, 農学部, 准教授 (00582983)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | ニューカッスル病 / 家禽 / ベトナム / 鳥インフルエンザ |
研究開始時の研究の概要 |
ニューカッスル病 (ND) は伝播力が極めて強い鳥類の主要なウイルス性疾病であり、養鶏産業における最も重要な疾病である。本病はこれまでワクチンによる制御が試みられてきた一方で、依然として発生が世界的に報告されている。我々はこれまでにベトナムの家禽における鳥インフルエンザウイルスを対象としてサーベイランスを行ってきたが、近年NDウイルスの分離数が急増している。当国では年間数千例のNDの発生が報告されているものの、原因ウイルスの性状に関する情報が殆ど無い。本研究ではベトナムで分離されたNDウイルスの遺伝子、抗原性および病原性を詳細に解析し、当地のNDのコントロールに資する有益な情報の提供を目指す。
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研究成果の概要 |
ニューカッスル病は伝播力が極めて強い鳥類の主要なウイルス性疾病である。本研究ではベトナムの家禽におけるニューカッスル病ウイルスの侵淫状況および本ウイルスに対する抗体保有状況を調べた。結果、分離されたニューカッスル病ウイルスは1株にとどまり、家禽の抗体保有率は2.3%であった。本結果から、当地の家禽においてニューカッスル病ウイルスはある程度維持されている一方で、主要な流行株となっていないことが示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ベトナムを含むアジア地域では継続的に高病原性鳥インフルエンザが発生している。本ウイルスの家禽における維持や拡がりを理解するためには、並行して維持されている他の病原体の性状や動態を包括的に明らかにする必要がある。ニューカッスル病ウイルスが一定数家禽で維持されていたという本研究の知見は、複数の病原体に家禽が混合感染して複雑な病態を取り得ることを示しており、当地における感染症の制御に資する情報となる。
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