研究課題/領域番号 |
19K06619
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分43050:ゲノム生物学関連
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研究機関 | 沖縄科学技術大学院大学 |
研究代表者 |
佐瀬 英俊 沖縄科学技術大学院大学, 植物エピジェネティクスユニット, 准教授 (70510006)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | エピジェネティクス / トランスポゾン / 植物ゲノム / トランスポソン / エピゲノム / シロイヌナズナ / 非コードRNA / 転移因子 / RNA |
研究開始時の研究の概要 |
植物のゲノムでは遺伝子内部の非翻訳領域に転移因子(トランスポゾン)が大量に蓄積している。本研究は植物ゲノムの遺伝子内部に存在する転移因子由来の潜在的プロモーターから転写されるRNAの転写制御メカニズムをエピジェネティック制御の観点から明らかにすることを目的とする。
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研究成果の概要 |
植物ゲノムでは進化の過程で遺伝子内部の非翻訳領域(インントロンやUTR配列)に転移因子 (トランスポゾン)が大量に蓄積されている。本研究において我々はシロイヌナズナにおけるゲノムワイドな転写開始点の解析を行い、普段はエピジェネティック修飾によって抑制されているCrypticな転写開始点から発現するRNAクラスターを3000以上新たに同定し、その多くが転移因子配列由来であることを見出した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで理解されていなかった植物ゲノムにおける遺伝子の転写開始点制御と転移因子配列のエピジェネティック制御について本研究成果から明らかになった。
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