研究課題/領域番号 |
19K06974
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分47010:薬系化学および創薬科学関連
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研究機関 | 京都薬科大学 (2020-2021) 京都大学 (2019) |
研究代表者 |
小林 祐輔 京都薬科大学, 薬学部, 准教授 (90509275)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | アミド / 糖鎖修飾 / ハロゲン結合 / 後期修飾 / 光反応 / ナイトレン / 有機触媒 / 超原子価ヨウ素 / プロドラッグ / 医薬品シーズ / 触媒 / ペプチドミメティック / ペルフルオロアルキル |
研究開始時の研究の概要 |
多様な医薬品シーズを創出するためには、生物活性化合物の効率的な分子変換や修飾・誘導体化が必要である。これまで、比較的反応性の高いアミノ基、メルカプト基、カルボキシル基や水酸基を足掛かりとした修飾反応が主に開発されてきたが、中性のアミドは反応性が乏しいため直截的に化学修飾するのが困難であり、変換する手法も限られているのが現状である。そこで、本申請では医薬品・天然物などの小分子によく見られるだけでなく、抗体などのタンパク質を構成する基本構造でもあるアミドに注目し、アミドの新規分子変換法を開発することで新たな医薬品シーズを効率的に創出することを目的とする。
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研究成果の概要 |
多様な医薬品シーズを創出するためには、生物活性化合物の効率的な分子変換や修飾・誘導体化が必要である。これまで、比較的反応性の高いアミノ基、メルカプト基、カルボキシル基や水酸基を足掛かりとした修飾反応が主に開発されてきたが、中性のアミドは反応性が乏しいため直截的に化学修飾するのが困難であり、変換する手法も限られているのが現状である。そこで、本研究では医薬品・天然物などの小分子によく見られるだけでなく、抗体などのタンパク質を構成する基本構造でもあるアミドに注目し、新たな医薬品シーズを効率的に創出するアミドの新規分子変換法の開発を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまでに報告例のないアミドの直截的な分子変換法を達成することができた。例えば、アミド基しかもたないテモゾロミドのような医薬品のプロドラッグ化が可能となり、医薬品開発を大幅に加速することが期待できる。また、合成の終盤での修飾反応は効率的に多様な誘導体を合成できるため、医薬品の構造活性相関研究に多大に貢献することができる。
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