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血清アミロイドA4の基本的性質の理解と生理的・病理的意義の解明

研究課題

研究課題/領域番号 19K07020
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分47020:薬系分析および物理化学関連
研究機関神戸薬科大学

研究代表者

田中 将史  神戸薬科大学, 薬学部, 教授 (40411904)

研究分担者 山田 俊幸  自治医科大学, 医学部, 教授 (50211636)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
キーワード血清アミロイドA / 血清アミロイドA4 / アポリポタンパク質 / HDL / アフィニティータグ / Hisタグ / 脂質代謝 / 糖鎖付加
研究開始時の研究の概要

本研究は、アポリポタンパク質として未知なSAA4に焦点をあて、①まずはSAA4の基本的性質(構造・物性)を理解すること、②脂質代謝機能(生理的意義)に関する手がかりをつかむこと、③糖鎖付加の意義(特に病理的な意義)を解明することを目指す。
生体内で起こるSAA4の量的・質的変動と疾患などとの因果関係を明らかにすることができれば、疾患のバイオマーカーとしての応用、あるいはSAA4の発現や糖鎖付加割合を制御する因子をターゲットとする創薬への展開も考えられる。

研究成果の概要

血清アミロイドA4(SAA4)はヒトの血液中に高濃度で存在するタンパク質であるが、生体内での機能や疾患との関連性が不明であるがゆえにこれまで注目されることがなかった。研究代表者は、同じファミリーのSAA1の研究を展開してきた。本研究では、SAA4の基本的性質をタンパク質分子レベルで理解することを目的に、大腸菌発現系によるSAA4の調製を行うとともに、培養細胞から分泌されるSAA4の性質について調べた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

SAA4に関する研究は世界的に見てもほとんど行われていない。したがって、学術的には未知のタンパク質分子の構造や機能を解明するという意義があると考えられるが、現時点では、社会的意義があるかは不明である。しかしながら、SAA4の生理的・病理的意義があると信じ、研究材料を準備すると同時にいくつかの評価系を確立することができたため、本研究によりSAA4の基本的性質の理解に向けた下地ができたと考えている。

報告書

(4件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2023-01-30  

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