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SGLT2阻害薬の腎心連関因子を介した心保護作用の解明

研究課題

研究課題/領域番号 19K07103
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分47040:薬理学関連
研究機関埼玉医科大学

研究代表者

杉 佳紀  埼玉医科大学, 医学部, 講師 (70792977)

研究分担者 水野 洋介  埼玉医科大学, 医学部, 准教授 (30406532)
山田 良大  埼玉医科大学, 医学部, 講師 (40792982)
中埜 信太郎  埼玉医科大学, 医学部, 教授 (60307387)
千本松 孝明  埼玉医科大学, 医学部, 教授 (70216563)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード慢性心不全 / 2型糖尿病 / SGLT2阻害薬 / 腎心連関 / 腎心関連 / 2型糖尿病 / 心不全 / 糖尿病
研究開始時の研究の概要

循環器疾患加療の中でも心不全治療は立ち遅れている。5年生存率は未だに50%台であり、拡張不全による心不全に至っては有効性を示した臨床試験は存在しない。このような中、腎臓で作用する糖尿病治療薬であるSGLT(sodium/glucosecotransporter)2阻害薬が、糖尿病合併心不全に対して心臓保護作用を発揮することが報告されている。しかしSGLT2は心臓での発現がなく、SGLT2阻害薬の主要な心保護作用は未だ不明である。そこで我々はSGLT2阻害効果の腎心連関に焦点を当てて研究を遂行する。

研究成果の概要

心不全患者の予後は5年生存率で50%台と悪い。その中で、腎臓で作用する糖尿病治療薬であるSGLT(sodium/glucose cotransporter)2阻害薬が、糖尿病合併心不全に対して心保護作用を発揮することが報告された(N Engl J Med. 2015)。腎臓の近位尿細管でのSGLT2阻害により、なぜ離れた心臓で臓器保護効果が現れるのかという問いに答えるため研究を開始し正常と糖尿病の尿細管モデルを使用した。細胞のキャラクターを確認するためPCR、digital PCRなども行ったが肝心のSGLT2阻害薬の発現が尿細管上皮細胞で一切認められず実験は頓挫した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

SGLT2阻害薬は最近になり、非糖尿病の心不全患者にも死亡率や再入院率を低下させることが報告(N Engl J Med.381:1995-2008. 2019)され始めており心臓、腎臓の両方に対しては良い効果があることは間違いないが実際の機序は未だにわかっていない。この研究の目的は、腎心連関の機序の解明であったが残念ながら尿細管上皮細胞にSGLT2交抗体の発現が認められず研究を進めることが困難であった。

報告書

(4件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2023-01-30  

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