研究課題/領域番号 |
19K07152
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分47050:環境および天然医薬資源学関連
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研究機関 | 星薬科大学 |
研究代表者 |
森田 博史 星薬科大学, 薬学部, 教授 (70220069)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 天然機能性分子 / アルカロイド / 多環状化合物 / 植物資源 / 抗マラリア活性 / 多環状含窒素骨格 / 二量体 / 植物由来多環状含窒素化合物 / 二量体アルカロイド / 多環状含窒素化合物 / 機能性分子 |
研究開始時の研究の概要 |
多様な植物資源からの植物抽出ライブラリーを用いて、新しい創薬シードの創製を目指す。指向する生物活性としては、抗原虫活性(抗マラリア),オートファジーの制御,脂肪細胞の分化抑制,破骨細胞の分化抑制活性試験を実施する。さらに、既に候補化合物として見出している多環性アルカロイドは、作用機序の解析を行う。
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研究成果の概要 |
熱帯資源国の多様な植物資源を利用することで、特異な環骨格を有する多環状含窒素骨格を有する機能性分子を探索した。Leuconotis eugenifolius、Tabernaemontana macrocarpa、Voacanga grandifolia、Tabernaemontana divaricataに含有される抗マラリア活性アルカロイドを探索した結果、新規二量体アルカロイド(leucophyllinines A and B、bisnaecarpamines A and B)、新規三量体アルカロイド(divaricamine A)を単離し、構造を解明した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年、天然物探索の過程からリード化合物が見出され、天然物再重視への動きも見られるようになった。実際、新薬の70%は天然物由来の化合物である事実を考慮すると、未利用天然資源の探索研究は重要なステップと考えられる。 多様な植物資源を利用するためには生物資源の豊富な熱帯資源国にアクセスすることが有効であると認識し、多様な植物資源を利用することで、新しい多環状骨格を有する天然機能性分子を見出す。
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