研究課題/領域番号 |
19K07412
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分49020:人体病理学関連
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研究機関 | 山梨大学 |
研究代表者 |
近藤 哲夫 山梨大学, 大学院総合研究部, 教授 (30334858)
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研究分担者 |
中澤 匡男 東京女子医科大学, 医学部, 教授 (10345704)
望月 邦夫 山梨大学, 大学院総合研究部, 准教授 (10377583)
大石 直輝 山梨大学, 大学院総合研究部, 准教授 (90623661)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 甲状腺癌 / がん進化 / 遺伝子異常選択 / 遺伝子変異選択 / リスク層別化 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では甲状腺がん進化における遺伝子変異選択とリスク層別化の解析を行う。研究期間中に関連する三つの課題についての解明を試みる。第一は甲状腺癌における分子情報プロファイルの臨床的有用性の証明。第二にはプログレッションに関わる甲状腺がん進化における遺伝子変異選択の解明。ここでは濾胞腺腫から濾胞癌、NIFTPから乳頭癌、分化癌から未分化癌への転化の分子メカニズムを明らかにする。第三は遺伝子-表現型/形態に基づいた甲状腺癌のリスク層別化である。本研究の成果によって甲状腺癌患者の治療選択、予後予測に実用的な甲状腺癌の組織分類、リスク分類を提唱する
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研究成果の概要 |
甲状腺癌の主要なドライバー変異にはRET/PTC 再構成、NTRK 再構成、BRAF 変異、RAS 変異があり、乳頭癌と濾胞癌はRAS 変異が共通の遺伝異常として存在する。本研究では遺伝子変異選択のメカニズムと分子生物学的プロファイリングに基づいた甲状腺癌の診断、リスク分類の解析を行った。遺伝子変異選択とは特定の腫瘍型にみられる染色体・遺伝子異常がどのように選択され、選択によってどのような結果を生じるかという課題である。本研究に結果によって分子情報プロファイルに基づく甲状腺がん進化における遺伝子変異選択のメカニズム解明と甲状腺腫瘍の層別リスク分類の根拠を示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では甲状腺がん進化における遺伝子変異選択とリスク層別化の解析を行った。研究期間中に関連する三つの課題についての解明を試みている。第一は甲状腺癌における分子情報プロファイルの臨床的有用性の証明。第二にはプログレッションに関わる甲状腺がん進化における遺伝子変異選択の解明。第三は遺伝子-表現型/形態に基づいた甲状腺癌のリスク層別化である。本研究の成果によって甲状腺癌患者の治療選択、予後予測に実用的な甲状腺癌の組織分類、リスク分類の基盤を形成した。
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