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大腸がんにおける新規翻訳後修飾変動の解析

研究課題

研究課題/領域番号 19K07656
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分50010:腫瘍生物学関連
研究機関名古屋大学 (2021-2022)
愛知県がんセンター(研究所) (2019-2020)

研究代表者

三城 恵美 (佐藤恵美)  名古屋大学, トランスフォーマティブ生命分子研究所, 特任講師 (00455544)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワード翻訳後修飾 / 大腸がん / プロテオミクス
研究開始時の研究の概要

申請者は、大腸がん腫瘍組織において、タンパク質のアシル化翻訳後修飾が大規模に変化することを見出した。
本研究では、新規大腸がん治療法の開発を指向して、大腸がん腫瘍組織におけるアシル化修飾の変動の生物学的意義を解明する。
まず大腸がんモデルマウスや患者検体の組織を用いて、各種のアシル化修飾特異的抗体を用いてアシル化修飾標的タンパク質を濃縮し、質量分析により同定する。次に新規治療標的につながる可能性のある標的タンパク質に関して検証を進めることにより新規大腸がん治療法の開発につなげる。

研究成果の概要

大腸がんの新たな治療標的を探索するため、新規大腸がん治療法の開発を指向して、大腸がん腫瘍組織におけるアシル化修飾の変動の生物学的意義を解明することを目的とした。
マウスモデルで見つかった修飾変化の臨床的重要性を検証し治療標的を探索するため、家族性大腸腺腫症familial adenomatous polyposis (FAP)患者の大腸腫瘍組織を用いてプロテオーム解析およびアシル化関連翻訳後修飾網羅解析を行った。標的として絞り込んだNAT10について阻害実験を行ったところFAP患者腫瘍由来オルガノイドや大腸がん細胞株で増殖抑制がみられたため、メカニズムの解明を進めており投稿準備中である。

研究成果の学術的意義や社会的意義

大腸がんは、早期発見で治療をすれば治癒すると思われがちだが、死亡者数は年々増加し続けており、新しい治療法の標的探索が求められている。腫瘍部の遺伝子やタンパク質だけでなく、その翻訳後修飾に着目した本研究は新しい側面で大腸がんの治療標的を見出すことができたことから、メカニズム解明を進めることで新しい治療戦略の構築が期待される。

報告書

(5件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2021

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 大腸腫瘍組織における翻訳後修飾変化の解析2021

    • 著者名/発表者名
      三城恵美
    • 学会等名
      日本プロテオーム学会2021年大会
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2024-01-30  

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