研究課題/領域番号 |
19K07675
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分50010:腫瘍生物学関連
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研究機関 | 関西医科大学 |
研究代表者 |
三木 貴雄 関西医科大学, 医学部, 講師 (30452345)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | がん / 概日リズム / がん抑制遺伝子 / Rb / PER2 / ヘム |
研究開始時の研究の概要 |
がん抑制遺伝子産物Rbは、転写因子E2Fと結合してその作用を抑制することが知られている。しかし申請者は、Rbと概日リズムの関連から、Rbの全く新しい標的分子制御機構を見出した。そこで、がんにおいて多く見られるRb欠損の表現型である細胞周期異常、分化異常、代謝異常が、Rbによる新規制御機構の欠損によるものである、という仮説を検証する。
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研究成果の概要 |
がんの新しい分子標的薬を開発するために、がんと概日リズムという新たな関連を題材とすることにより、これまでに無い視点からのがん制御機構の同定を目指している。本研究では、これまでに同定してきた概日リズムと主要ながん抑制遺伝子RBとの新たな関連を基盤として用い、RB依存的な腫瘍形成にヘムが関わる可能性を同定した。また、RBによる新規がん制御機構の可能性を同定した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
がんの新しい分子標的薬を開発するために、がんと概日リズムという新たな関連を題材とすることにより、これまでに無い視点からのがん制御機構の同定を目指している。本研究では、これまでに同定してきた概日リズムとがん抑制遺伝子RBとの新たな関連を基盤として用い、RBによる新規がん制御機構の可能性を同定した。この結果を詳細に検討していくことで、がんの新しい分子標的に繋がることが期待できる。
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