研究課題/領域番号 |
19K07783
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分50020:腫瘍診断および治療学関連
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研究機関 | 日本医科大学 |
研究代表者 |
岩井 佳子 日本医科大学, 大学院医学研究科, 大学院教授 (90362467)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | がん免疫療法 / 免疫チェックポイント / バイオマーカー / T細胞 |
研究開始時の研究の概要 |
免疫チェックポイント剤の登場でがん治療が大きく変わり、T細胞免疫機能評価の重要性が増している。申請者はPD-1のリガンドを同定し、PD-1阻害剤ニボルマブの開発を行ってきた。PD-1阻害剤の奏効率は約20%で、有効例を見分けるバイオマーカーの確立が急務となっている。申請者はbsPD-L1という血中因子を見出し、特異的に検出できるシステムを開発した。本研究では、がんをはじめとするT細胞免疫関連疾患を対象に、疾患の予後・治療効果予測におけるバイオマーカーとしての有用性について検討を行う。
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研究成果の概要 |
可溶型PD-L1のPD-1結合能に着目して、非小細胞肺癌患者および胃癌患者の血液検体中のPD-L1濃度を測定し、がんの予後、免疫チェックポイント阻害剤の治療効果および副作用予測における有用性について検討を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により、がんの予後および免疫チェックポイント阻害剤の治療効果を予測に有用な新しい患者層別化マーカーの発見に至り、現在、論文発表および知的財産権取得に向けて準備を進めている。
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