研究課題/領域番号 |
19K07872
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分52010:内科学一般関連
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研究機関 | 自治医科大学 |
研究代表者 |
小谷 和彦 自治医科大学, 医学部, 教授 (60335510)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | HDL / 酸化ストレスマーカー / 活性酸素 / 心疾患 / 心血管病 / 臨床検査 / 病態解析 / 地域疫学 / サルコペニア / インスリン抵抗性 / 睡眠時無呼吸症候群 / 禁煙 / 未病 / 脂質異常症 / 脂質異常 / 代謝性疾患 / 心筋梗塞 / 心不全 / 健康管理 / 健康診査 / 健康増進 / 疾病管理 / 酸化リポ蛋白 / 酸化脂質 / 炎症 / 高コレステロール血症 / 抗酸化 / 地域好発疾患 / コモンディジーズ / 酸化HDL / 修飾HDL / 変性HDL / 動脈硬化性疾患 / 脂質管理 |
研究開始時の研究の概要 |
高比重リポ蛋白(high-density lipoprotein:HDL)コレステロール(cholesterol:HDL-C)の血中濃度に加えて、HDLの質的異常が注目されている。HDLの酸化変性はその異常の鍵の一つであるが、質的異常を評価するための複数の酸化HDL種(新規の酸化HDL指標を含める)を同時測定し、そのmultiple assayの意義について検討する。様々な診療設定で測定し、酸化HDL種と疾患や治療に関するパネルデータを作成して、診療に資する脂質マネージメントを考案する。
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研究成果の概要 |
高比重リポ蛋白(high-density lipoprotein:HDL)コレステロールは抗動脈硬化指標とされるが、HDLの質や機能の面を評価する必要性が議論されている。酸化HDLはその一つになり得る。ただし、酸化HDLには複数種の測定指標が見られており、その異同について検証した。酸化HDL種間では必ずしも一致した相関性を示すとは言えなかった。また、動脈硬化関連病態や疾患において特定の酸化HDLが差を示しやすいことも分かった。今回の結果は生体内の酸化HDLの多面的理解、また脂質・リポ蛋白管理における各種指標の測定意義に関して示唆を与える。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
高比重リポ蛋白(high-density lipoprotein:HDL)コレステロールは抗動脈硬化指標として、酸化(ストレス)は動脈硬化指標として有名である。酸化変性修飾を受けたHDL、酸化HDLが測定できるようになり、酸化HDLの意味するところについての研究が求められている。酸化HDLの測定にはいくつかの方法があり、その異同を検証したところ、その測定結果は必ずしも同様の挙動をしないことが判明した。今回の結果は、生体内酸化HDLの多様さの認識、また病態解析や疾病管理に適用する際の酸化HDL種の考慮を促す点で意義深い。
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