研究課題/領域番号 |
19K07882
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分52010:内科学一般関連
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研究機関 | 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター |
研究代表者 |
船場 美佐子 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター, 精神保健研究所 行動医学研究部, 客員研究員 (80807082)
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研究分担者 |
安藤 哲也 国際医療福祉大学, 国際医療福祉大学成田病院, 教授 (50311428)
河西 ひとみ 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター, 精神保健研究所 行動医学研究部, 研究生 (90807067)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 過敏性腸症候群 / 認知行動療法 / 内部感覚曝露 / ランダム化比較試験 / 治療効果 / 神経基盤 / 神経基盤の解明 |
研究開始時の研究の概要 |
我々の研究チームは、心理社会的治療法の開発が遅れている難治性の過敏性腸症候群(IBS)領域において「ビデオ教材を併用したCBT-IE(内部感覚曝露を用いた認知行動療法プログラム)」を開発した。本研究では、我が国で初めてCBT-IEのランダム化比較試験を実施しその有効性を検証する。プログラムの有効性が検証されれば、日本全国のIBS患者と治療者に、過度の負担を強いることなく均質なCBTプログラムを広く普及することができる。また、CBT-IE及び通常治療の前後の脳MRI画像を評価することにより、IBSの客観的な診断・治療マーカーを特定し、難治化の予測、治療適応の判定に活用することが出来る。
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研究成果の概要 |
難治性の過敏性腸症候群に対する「ビデオ教材を併用した内部感覚曝露を用いた認知行動療法日本語版」を開発し、その効果検証をするため、ランダム化比較試験を実施した。36例のIBS患者より研究参加への同意を取得し、33例を本登録した。33例のうち、17例がCBT-IE+TAU群、16例がTAU群に割り付けられた。両群において介入を実施し、介入前後ならびに介入終了3か月後時点で症状評価を実施し、データ収集を完了した。今後は、研究成果を論文にて公表する予定である。また、CBT-IE+TAU群5例を対象とし、介入前後で脳MRI撮像し、予備的な解析を実施した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、難治性の過敏性腸症候群(IBS)に対する「ビデオ教材を併用したCBT-IE(内部感覚曝露を用いた認知行動療法プログラム)日本語版」を開発し、効果検証のため、ランダム化比較試験を実施した。今後プログラムの有効性が検証されれば、治療マテリアルを日本全国のIBS患者と治療者に届けることができ、過度の負担を強いることなく、均質なCBTプログラムを広く普及することが可能となる。また、CBT-IE及び通常治療の前後の脳MRI画像を評価することにより、IBSの客観的な診断・治療マーカーを特定し、難治化の予測、治療適応の判定に活用することができる。
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