研究課題/領域番号 |
19K07901
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分52010:内科学一般関連
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研究機関 | 日本医科大学 |
研究代表者 |
塚田 弥生 日本医科大学, 医学部, 准教授 (20301567)
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研究分担者 |
安武 正弘 日本医科大学, 大学院医学研究科, 大学院教授 (70281433)
清水 渉 日本医科大学, 大学院医学研究科, 大学院教授 (50399606)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 海外業務渡航 / 産業医学 / COVID-19 / ビジネス渡航 / 日本 / 渡航医学 / 健康管理 / 海外業務出張 / 産業衛生 / 医療ICT / 時間循環器学 / ウェアラブルデバイス / 心臓自律神経 / ウエアラブルデバイス / 不整脈 / 概日リズム / ウエアラブル・デバイス / Jet lag |
研究開始時の研究の概要 |
社会経済活動のグローバル化により、海外業務渡航が必要な労働者は増加している。機内発生死亡原因の86%は心停止である。従って、海外出張を繰り返す労働者が、健康な生活を送るために、勤務管理を行うことは、産業衛生において重要な課題である。本研究では、渡航前・渡航時の心電図をウエアラブル心電図システムによって記録。渡航に伴う外的要因と心臓自律神経活動との関連性を探索的に解明する。また、被検者の代謝背景、疲労度やストレスとの関連性も調べ、産業衛生管理の指標としての応用について検討する。本研究は、衛生学の領域の面のみならず、IT技術を応用した計測システムの開発・臨床応用の面からも新しい知見が期待できる。
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研究成果の概要 |
目的:ポストCOVID-19時代の短期海外業務渡航者の健康課題について検討。 方法: 2021年9月、上場企業3,845社にアンケートを実施。 結果:251社が回答(回答率6.5%)このうち企業131社(52%)が海外渡航を要していた。パンデミック後のビジネス渡航について44%は必要性は不明としたが、64%が重要と回答。出張者の健康課題は、パンデミック前は、旅行中に発症する疾患(42%)、感染症の予防や生活習慣病管理、パンデミック後は、COVID-19を含む感染症(48%)、渡航中の疾病、生活習慣病管理であった。結語:パンデミックも出張は必要であり、出張者に対し包括的健康管理が望まれる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
社会経済活動のグローバル化に伴い、ビジネス渡航は拡大傾向にあった。しかし、COVID-19パンデミックにより海外出張は停止し、ICTの活用により海外渡航の役割も変化した。本研究では、ポスト・パンデミック時代のビジネス渡航を展望し、出張者の健康課題を調査した。その結果、アジア・北米圏において製造業を中心に業務渡航が継続されることが明らかになった。新興再燃感染症の懸念に対し、予防だけでなく、出張・復帰の業務にも支援が求められていた。また、出張者の心身の健康を維持するため包括的な健康管理が必要であることも明らかにした。本研究は、新たな国際化時代における産業衛生管理の必要性を明確にした意義がある。
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