研究課題/領域番号 |
19K07918
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分52010:内科学一般関連
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
市来 仁志 鹿児島大学, 医歯学総合研究科, 客員研究員 (10625239)
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研究分担者 |
池田 義之 鹿児島大学, 医歯学域医学系, 准教授 (00573023)
大石 充 鹿児島大学, 医歯学域医学系, 教授 (50335345)
橋口 照人 鹿児島大学, 医歯学域医学系, 教授 (70250917)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2023年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2022年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 心房細動 / 認知症 / 心房機能 / 血管内皮機能 / 微小脳梗塞 / 抗凝固薬 / 脳血管障害 / カテーテルアブレーション |
研究開始時の研究の概要 |
高齢化社会を迎えた現在、認知症患者数の増加が重要な問題である。心房細動の存在自体と認知機能低下との関連、心房細動アブレーションによる認知機能低下進行抑制効果も報告されている。 我々は、心房細動患者の血管(心房)内皮機能障害および微小脳梗塞などの脳血管障害が認知機能低下と関連しているという仮説を立て、以下の項目評価による仮説証明を本研究の目的とした。 1.心房細動に対する抗凝固薬投与の認知機能低下進行抑制効果 2.心房細動アブレーション後の非再発・再発の認知機能低下進行との関連 3.血栓関連マーカー、内皮機能関連マーカー、炎症マーカーと心房細動患者の認知機能との関連
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研究実績の概要 |
研究開始当初より、心房細動アブレーションを予定された症例に対して、左房機能の指標としてアブレーション前に経胸壁/経食道心エコーにて左房内血栓の有無の評価および左房容積・左心耳血流速度の測定を行なったり、血管内皮機能の指標として上腕足首間脈波伝播速度(baPWV)および心臓足首血管指数(CAVI)の測定を行なったりしての評価・解析は終了し、論文もアクセプトされている。 また、カテーテルアブレーション施行翌日に、禁忌例を除く全例で頭部MRIを施行し、アブレーション合併症としての新鮮(無症候性)微小脳梗塞の有無および陳旧性微小脳梗塞の有無を評価することも開始出来ている。3種類の抗凝固薬(ビタミンK拮抗薬・直接トロンビン阻害薬・第Xa因子阻害薬)による心房細動アブレーション後の新鮮(無症候性)微小脳梗塞の頻度に関しては、目標症例数に達しており、解析中である。 心房細動アブレーション前(入院時)・アブレーション6ヵ月後・アブレーション1年後に、認知機能の評価として、Clinical Dementia Rating(CDR)およびMini Mental State Examination(MMSE)による評価を行なうことに関しては、アブレーション6ヵ月後・1年後の評価は行なえていない。 カテーテルアブレーション時にアブレーション前後で左房からの採血も行い、血栓関連マーカー、内皮機能関連マーカー、炎症マーカーと脳血管合併症や認知機能低下との関連性を評価することに関しては、100例の登録が終了し、解析中である。
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