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行動変容を起こす微量リチウム長期経口投与の作用機序解明へのアプローチ

研究課題

研究課題/領域番号 19K08077
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分52030:精神神経科学関連
研究機関長崎大学

研究代表者

山口 尚宏  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 助教 (40432976)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 中途終了 (2019年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワードリチウム / 自殺
研究開始時の研究の概要

長期に低濃度リチウムの摂取という微量のリチウム摂取が自殺や認知症を減らすという可能性はあるがマウスに行動変容を起こさせる微量リチウムを長期投与がマウスの脳内に及ぼす影響はどのようなものか。それはリチウムの直接作用なのか、または経口投与しているため腸内細菌が影響しているのかを検証する。微量元素、特にマンガンや鉄などは特定の細菌の呼吸複合体に作用し、嫌気呼吸で酸素を用いないATP合成を行うことで嫌気条件下でも増殖することが知られている(マンガン呼吸、鉄呼吸)。長期にリチウムを経口投与するため腸内フローラに変化を起こしている可能性がありそれも検証したい。

研究実績の概要

飲料水に含まれる微量なリチウムを長期服用することで自殺の予防や認知症の発症予防になるのではないかという疫学的な報告が相次いでいる。申請者らは、マウスを用い微量なリチウムの長期服用が副作用なくマウスの衝動性を低下させるなどの行動変容をもたらすことを明らかにした(現在論文投稿中)。しかし、この微量なリチウム長期投与の作用機序の解析までは至っていない。そこで今回申請者らはマウスや培養細胞を用いてこの作用機序を明らかにし、自殺・認知症予防に関しての新たな方法を確立することを目的として研究の準備をしていたところであった。まずは低濃度リチウム含有培地での神経細胞培養の条件検討を行っていたが研究代表者の体調不良により退職となり研究は中断となった。

報告書

(1件)
  • 2019 実績報告書

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2021-01-27  

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