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がん免疫療法の治療効果早期判定を目的としたパーフォリン標的画像診断法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 19K08095
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分52040:放射線科学関連
研究機関浜松医科大学

研究代表者

鈴木 千恵  浜松医科大学, 光尖端医学教育研究センター, 助教 (20637285)

研究分担者 間賀田 泰寛  浜松医科大学, 光尖端医学教育研究センター, 教授 (20209399)
中村 和正  浜松医科大学, 医学部, 教授 (20284507)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワードPET / がん免疫療法 / 治療効果
研究開始時の研究の概要

近年がん免疫療法の有効性が期待されているが、既存の画像診断法ではそれらの治療効果を早期に診断することは困難である。本研究課題では、がん免疫療法の治療効果早期判定法の開発を目的に、免疫応答時に腫瘍細胞表面に形成するパーフォリン重合体を標的とした新規画像診断プローブを開発し、がん免疫療法治療効果の早期判定法としての可能性を評価する。

研究成果の概要

近年がん免疫療法の有効性が期待されているが、既存の診断法ではその治療効果を治療開始後早期に判断することは困難であり、治療方針決定の妨げとなっている。本研究では、がん免疫療法の治療効果早期判定を可能とする画像診断法の開発を目的に、免疫応答時に腫瘍細胞表面に形成するパーフォリン重合体を標的とした新規画像診断プローブの放射標識合成法を検討し、炭素-11標識体を再現性良く得る方法を確立した。得られた[11C]PETプローブ候補化合物の体内動態を担がんモデル動物を用いて評価したところ、[11C]PETプローブ候補化合物の腫瘍集積は投与後経時的に増加し、対照組織である対側の筋肉と比較して高値であった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究成果は開発した[11C]PETプローブ候補化合物が腫瘍の画像診断プローブとして有用である可能性を示しており、今後開発した[11C]PETプローブ候補化合物の腫瘍集積性と免疫応答の関係性をより詳細に解析することで、がん免疫療法の治療効果早期判定法としての有用性を証明する予定である。本研究の成果を発展させることにより、がん免疫療法や放射線併用がん免疫療法の治療効果早期判定が可能となれば、治療方針の早期決定が可能となり患者の予後改善や副作用軽減につながるのみでなく、種々のがん治療法における腫瘍細胞障害機序の詳細な解明やより効果的な治療法の開発に有用なツールとなることが期待される。

報告書

(4件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2023-01-30  

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