研究課題/領域番号 |
19K08120
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分52040:放射線科学関連
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
加藤 克彦 名古屋大学, 医学系研究科(保健), 教授 (10345895)
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研究分担者 |
山本 誠一 名古屋大学, 医学系研究科(保健), 教授 (00290768)
山本 徳則 名古屋大学, 医学系研究科, 特任教授 (20182636)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2019年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 去勢抵抗性前立腺癌骨転移 / Ra-223治療 / F-18 NaF PET/CT / F-18 FDG PET/CT / 骨シンチ/SPECT / 治療効果判定 / 腫瘍核医学 / 予後予測診断 / 去勢抵抗性前立腺癌 / PET検査 / 転移性骨腫用 / F-18 fluoride PET/CT / 機械学習 / 転移性骨腫瘍 / 18F-FDG PET/CT / 18F-fluoride PET/CT / PET / PET/CT / Ra-223内用療法 |
研究開始時の研究の概要 |
私たちはC-11 cohline、F-18 fluorothymidine (FLT)/PETを使って1cm弱大の尿路上皮癌の診断が可能であることを見いだした。また、2-deoxy-2-[F-18]fluoro-D-glucose (F-18 FDG) PET、F-18 fluoride PETを使って甲状腺癌の骨転移の診断の有効性についても発表してきた。本研究では既存のPET/CTに加え、リング型超高分解能PET装置を利用する。さらにディープラーニングの技術を利用し、去勢抵抗性前立腺癌骨転移の223Ra内用療法(ゾーフィゴ治療)の治療効果の予測診断と治療戦略への応用を目指す。
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研究成果の概要 |
去勢抵抗性前立腺癌骨転移に対するRa-223治療をする患者に対して、治療前、治療後にF-18 NaF PET/CT、F-18 FDG PET/CT、骨シンチ/SPECTを施行し治療効果を評価した。多くのの症例で治療効果が認められた。特にF-18 NaF PET/CTにおいてより効果が明瞭に判定された。PSA値が上昇した症例でも画像診断により治療効果が認められた。治療前の画像で治療効果の予測を行うことは、経過観察期間が短かったためかはっきりとした結果は得られなかった。今後も続けて経過を見ていく予定である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今回、去勢抵抗性前立腺癌骨転移のRa-223内用療法を施行した患者に焦点を当てて研究を進めた。治療効果の評価はF-18 NaF PET/CTにおいてより効果が明瞭に判定された。PSA値が上昇した症例でも画像診断により治療効果が認められた。多発骨転移が広範に進行した症例では効果が得られなかった症例があった。治療効果の予後予測診断を行うには経過観察期間が短いかったと考えられ、今後も続けて評価を行っていく予定である。
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