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臨床応用を目指したトリプルネガティブ乳癌に対する分子標的RI内用療法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 19K08221
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分52040:放射線科学関連
研究機関群馬大学

研究代表者

勝又 奈津美  群馬大学, 医学部附属病院, 助教 (50588811)

研究分担者 花岡 宏史  関西医科大学, 医学部, 教授 (50361390)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワード内用放射線療法 / 血液クリアランス / トリプルネガティブ乳がん / クリックケミストリー / トリプルネガティブ乳癌 / クリックケミストリ―
研究開始時の研究の概要

本研究は、我々がこれまで開発してきた、90Y標識抗体によるトリプルネガティブ乳癌の治療法の臨床使用を目指すものである。90Y標識抗体の血液クリアランスを促進し、副作用である血液毒性を低減することを目的とし、タンパク質を使わない安全性の高い方法を開発する。

研究成果の概要

RI標識抗体を用いたがん治療において副作用の原因となる、薬剤の血中滞留性の低減を目的として、ガラクトース結合アルブミン(GSA)を用いた血液クリアランス促進法の開発研究を行った。タグを結合したタグ化抗体を投与24時間後に、タグと反応するセンサーを結合したGSAを投与したところ、腫瘍への集積は保持したまま、血液の放射能を大きく低減することに成功した。以上より、本手法はRI標識抗体の治療効果を損なうことなく副作用のみを低減可能であると考えられる。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究成果は、RI標識抗体の治療効果を損なうことなく副作用を低減できる手法を開発したものであり、RI標識抗体によるがん治療の可能性を大きく拡大するものである。本手法は生体に適合するアルブミンを使用していることから、臨床応用に向けて支障はなく、本手法を臨床応用することで新たながん治療法が可能となり、我が国のがん医療に大きく貢献することが期待できる社会的意義の大きい研究成果であるといえる。

報告書

(4件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2023-01-30  

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