• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

副腎低形成症をきたす新規責任遺伝子異常を有する疾患モデルマウスの作製と病態解明

研究課題

研究課題/領域番号 19K08260
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分52050:胎児医学および小児成育学関連
研究機関慶應義塾大学

研究代表者

天野 直子  慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 共同研究員 (70348689)

研究分担者 高田 修治  国立研究開発法人国立成育医療研究センター, システム発生・再生医学研究部, 部長 (20382856)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
キーワード副腎低形成症 / 副腎低形成 / モデルマウス / 発生分化 / 副腎
研究開始時の研究の概要

本研究の目的は遺伝子Aが先天性副腎低形成症の新たな原因遺伝子であること、Wnt-βカテニンシグナル伝達系のヒト副腎皮質の発生・分化における役割を明らかにすることである。本研究期間では、遺伝子Aの特定領域を欠失した疾患モデルマウスを作製・解析し、疾患モデルマウスの発生・分化障害のメカニズムおよび副腎皮質の発生・分化における遺伝子Aの役割を明らかにする。

研究成果の概要

副腎低形成症の遺伝学的原因と考えられる遺伝子Aエクソン2のヘテロ欠失マウスをゲノム編集技術で作製した。作製したヘテロ欠失マウスでは表現型はなく、さらにホモ欠失マウスを作製し解析した。遺伝子Aホモ欠失マウスも副腎低形成の表現型は出現しなかった。ただし、副腎組織像およびRNAシークエンス解析の結果、マウス特有の副腎組織であるX-zoneの分化異常が疑われた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究により遺伝子Aエクソン2のホモ欠失マウスで副腎低形成を認めなかった。しかし、副腎の形態異常やX-zoneの分化異常が疑う所見を認めた。以上より、遺伝子Aのマウス副腎とヒト副腎では種差があると考えられた。

報告書

(4件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2021

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] Znrf3エクソン2はマウスX-zoneの分化に重要である:ゲノム編集を用いたin vivo解析2021

    • 著者名/発表者名
      内田登 天野直子 高田修治 小林杏子 村上智亮 鳴海覚志 石井智弘 長谷川奉延
    • 学会等名
      第54回日本小児内分泌学会学術集会
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書

URL: 

公開日: 2019-04-18   更新日: 2023-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi