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新規生体イメージングモデルを用いたJCADによる血栓形成制御機構の解明

研究課題

研究課題/領域番号 19K08517
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分53020:循環器内科学関連
研究機関神戸大学

研究代表者

川合 宏哉  神戸大学, 医学研究科, 客員教授 (20346266)

研究分担者 原 哲也  神戸薬科大学, 薬学部, 准教授 (70547504)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワード血栓 / 深部静脈血栓 / 血栓症
研究開始時の研究の概要

近年のヒトゲノムワイド関連研究(GWAS)によって、心筋梗塞に関連する新規の分子としてJCADが同定されたが、その機序は不明のままである。申請者はこれまでのJCAD研究の中で、JCADは血管内皮において血栓形成を制御しているのではないかと着想した。そのような中で、我々は新規に生体血栓イメージングモデルを確立した。血栓の病態は「血流、内皮、凝固」など複数因子が関わり、単一細胞の培養系や死後の病理解析では困難である。この生体血栓イメージング系によりJCADの血栓形成への影響を生体下に可視化、解明し、心筋梗塞の発症機序に迫りたい。

研究成果の概要

1.JCADの血栓症発生への影響の解明 JCAD-/-マウスと野生型マウスにおけるDVTサイズを比較する。具体的には下大静脈を結紮後、day 4, 7, 14に血栓サイズをJCAD-/-マウスと野生型マウスの間で比較する。JCAD-/-マウスでは、DVTサイズが野生型と比べて、大型になるという結果を得た。 2.生体イメージングによるJCADの血栓形成制御機構の解明 我々は、JCAD-/-マウスにおいて、実際に二光子顕微鏡などを用いた生体イメージング技術を応用することに成功した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

近年のヒトゲノムワイド関連研究(GWAS)によって、心筋梗塞に関連する新規の分子としてJCADが同定されたが、その機序は不明のままである。申請者はこれまでのJCAD研究(基盤研究C: 2013-2015, 2016-2018)の中で、(1)心筋梗塞は動脈血栓症であること、(2)JCADは血管内皮の接着因子であること、(3)トロンビン刺激でリン酸化修飾を受けることから、JCADは血管内皮において血栓形成を制御しているのではないかと着想した。そのような中で、我々は新規に生体血栓イメージングモデルを確立し、そのモデルをJCADKOマウスに応用することに成功した。

報告書

(4件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2023-01-30  

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