研究課題/領域番号 |
19K08537
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分53020:循環器内科学関連
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研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
杉本 匡史 三重大学, 医学系研究科, リサーチアソシエイト (00818122)
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研究分担者 |
土肥 薫 三重大学, 医学系研究科, 教授 (50422837)
杉浦 英美喜 三重大学, 医学部附属病院, 助教 (90763706)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2022年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2021年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 運動負荷試験 / 心エコー図検査 / 左房機能 / 右室機能 / 運動負荷心エコー / 循環器疾患 |
研究開始時の研究の概要 |
左心性心疾患に伴う肺高血圧症は右心不全を惹起する危険な合併症であり,基礎疾患によらず患者予後を悪化させる.これまでに申請者は,慢性心不全患者において心エコーで測定された右室-肺動脈カップリング指標が右心不全の合併および運動時肺換気効率の低下と関連することを発見し,慢性心不全患者の運動時右室-肺動脈カップリングに運動時左心房リザーバー機能が関連する機序を示してきた.本課題では,心臓弁膜症を含む左心性心疾患においても運動時右室-肺動脈カップリングが運動時左心房機能と関連すると推測し,運動負荷心エコーを用いて,運動時左心房機能と運動時右室-肺動脈カップリングとの関連,および予後との関連を解明する.
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研究成果の概要 |
本研究の目的は運動負荷心エコーを用いて運動時右室-肺動脈カップリングと左心房機能との関連を明らかにし,予後との関連を明らかにすることである.2019年度上旬は予定通り患者を組入れたが,新型コロナウイルス感染症により研究の中断を余儀なくされた.患者の運動時にウイルスの拡散が懸念された点、院内の感染症対策の方針から運動負荷試験が中止となった点,などにより2020年から2022年にかけて患者の組み入れをほとんど行うことができなかった.少ない症例数で予備解析を行い,追加画像解析により運動時右室-肺動脈カップリングと左心房機能との関連を解明できないか検討したが,明確な結論を出すには至らなかった.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は労作時の息切れに関する病態生理を解明するために非常に重要な研究であり,今後もその発展が期待される分野である.新型コロナウイルス感染症の世界的流行による研究の中断については予見可能性の極めて低い事象であり,これを回避することは困難であった.コロナウイルス感染症への対策を十分に行い,今後も継続して本研究を進めていくことで研究成果を社会に還元できると考えている.
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