研究課題/領域番号 |
19K08716
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分53040:腎臓内科学関連
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研究機関 | 久留米大学 |
研究代表者 |
甲斐田 裕介 久留米大学, 医学部, 講師 (80441658)
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研究分担者 |
深水 圭 久留米大学, 医学部, 教授 (80309781)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | アルブミン尿 / 3歳児健診 / 母子保健 / 尿中アルブミン排泄 / 3歳児 / CKD予防 |
研究開始時の研究の概要 |
成人の慢性腎臓病(CKD)の出発点として小児期の腎臓病診療の重要性が提唱されており、CKD診療においても胎児期、新生児期から成人に至るまでの大きな時間的視野を持つことが重要である。本邦では早期の腎疾患スクリーニングのために3歳児健診や学校健診で尿検査が行われている。本研究は、CKDの早期発見・進行抑制を目的とし、3歳児における新たなCKDスクリーニングシステム構築し、微量アルブミン尿のリスク因子を明らかする。本研究は、母子保健からはじめるCKD予防のモデル構築となる研究である。
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研究実績の概要 |
2017年9月から筑前町、2021年1月からうきは市で3歳児健診で3歳児の尿検体を集めており、2023年4月末時点で1044検体となっている。1044人中37人(3.5%)で微量アルブミン尿を認めていた。3歳児におけるアルブミン尿の分布は明らかとなり、現在は微量アルブミン尿に関連する因子について統計解析を行っている。また3歳児における塩分やカリウム摂取量についてもデータを収集しているところである。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
研究当初予定していた1000検体に到達しており、あとは統計解析と論文化であり順調に進んでいる。
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今後の研究の推進方策 |
3歳児におけるアルブミン尿のリスク因子を明らかにし、母子保健における新たな課題として普及させていく。
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