研究課題/領域番号 |
19K08727
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分53040:腎臓内科学関連
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研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
堀野 太郎 高知大学, 教育研究部医療学系臨床医学部門, 准教授 (90448382)
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研究分担者 |
市居 修 北海道大学, 獣医学研究院, 准教授 (60547769)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | ノンコ―ディングRNA / エクソソーム / microRNA / long non-coding RNA / non-coding RNA / ノンコーディングRNA |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、エクソソームによる細胞間輸送システムやantagomiR/lncRNAを利用した新規治療法の開発を目指す。本研究の成果は今まで明らかでなかったmiRNA/lncRNAやエクソソーム細胞間情報伝達機構による腎臓病の発生機序の詳細な解明につながることや、腎臓病学の領域だけではなく様々な分野の次世代バイオマーカーや新規治療法の開発に応用することが期待できる。
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研究成果の概要 |
ヒト・モデルマウスでそれぞれ健常群と疾患群の腎臓内・血中・尿中miRNA/lncRNAを網羅的に解析してバイオマーカー候補miRNA/lncRNAを選抜した。疾患群としてIgA腎症、ループス腎炎、ANCA関連血管炎で、バイオマーカー候補miRNA/lncRNAと腎機能・病理組織の変化の相関関係を解析し、miRNA/lncRNAが制御する病態を評価した。miRNAの下流の因子やlncRNAが病態を制御する機序を解析した。ヒト・動物にて対象のmiRNA/lncRNAが診断バイオマーカーとしての有効性を検討した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究はエクソソームによる細胞間輸送システムやantagomiR/lncRNAを利用した新規治療法の開発の基盤となる研究であり、今まで明らかでなかったmiRNA/lncRNAやエクソソーム細胞間情報伝達機構による腎臓病の発生機序の詳細な解明につながることや、腎臓病学の領域だけではなく様々な分野の次世代バイオマーカーや新規治療法の開発に応用することが期待できる。
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