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Psmb8変異導入中條-西村症候群モデルマウスの解析

研究課題

研究課題/領域番号 19K08780
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分53050:皮膚科学関連
研究機関和歌山県立医科大学

研究代表者

稲葉 豊  和歌山県立医科大学, 医学部, 講師 (00647571)

研究分担者 金澤 伸雄  兵庫医科大学, 医学部, 教授 (90343227)
国本 佳代  和歌山県立医科大学, 医学部, 講師 (10438278)
三木田 直哉  和歌山県立医科大学, 医学部, 博士研究員 (60405462)
原 知之  和歌山県立医科大学, 医学部, 学内助教 (50817434)
研究期間 (年度) 2020-03-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード中條西村症候群 / 自己炎症性疾患 / Psmb8 / プロテアソーム / 脂肪萎縮 / 早老症 / 中條-西村症候群 / PSMB8 / JMP症候群 / CANDLE 症候群 / モデルマウス / 免疫老化 / 中條-西村症候群 / ユビキチン / 中條・西村症候群
研究開始時の研究の概要

中條・西村症候群は、若年で死亡することもある特異な遺伝性炎症・消耗性疾患である。2011年に遺伝性自己炎症性疾患の一つとして指定難病に登録された。病因は不要な蛋白を分解するプロテアソームの機能不全であるが、自己炎症性の病態を来す詳細なメカニズムは不明である。そこで本研究では、本疾患のモデルマウスに各種炎症疾患モデルを負荷し、プロテアソーム機能不全が表現型にどのように影響するのか解析することで、プロテアソーム機能不全による自己炎症病態発現に至る分子病態を明らかにする。これによって、難治性で対症療法しかない本症患者だけでなく、関連する自己免疫疾患に対しても有効な治療薬を提供できる可能性がある

研究成果の概要

中條-西村症候群とは、特徴的な脂肪萎縮による痩せと若年死亡を認め、臨床上は早老症に類似している。特異な遺伝性炎症・消耗性疾患であり、2011年に遺伝性自己炎症性疾患の一つとして指定難病に登録された。病因は不要な蛋白を分解するプロテアソームの機能不全であるが、詳細なメカニズムは不明である。今回中條-西村症候群のモデルマウスを作成し、病態解明を行った。生存率の低下、脂肪萎縮、免疫能に異常を認め、中條-西村症候群と一致した。治療法がなく、短命である本疾患のモデルマウスを用いることで今後治療法の解明に繋がる可能性がある。

研究成果の学術的意義や社会的意義

中條-西村症候群のモデルマウスを作成し、ヒトと同様に生存率の低下、脂肪萎縮、免疫能に異常を認めることがわかった。
本疾患はプロテアソームの機能不全であり、本マウスを解析することにより中條-西村症候群の病因解明、治療法の開発に寄与するのは、もちろんであるがプロテアソームの機能自体を解明できる可能性もある。中條-西村症候群のみではなく、プロテアソームが関連する疾患の解明にも貢献する社会的にも学術的にも大きな成果となった。

報告書

(4件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2023

すべて 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件)

  • [学会発表] Generation and characterization of the Psmb8 G201V mutation knock-in mice as a model for Nakajo-Nishimura syndrome.2023

    • 著者名/発表者名
      Tomoyuki Hara
    • 学会等名
      International Societies for Investigative Dermatology 2023
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
    • 国際学会

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2024-01-30  

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