研究課題/領域番号 |
19K08993
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分54040:代謝および内分泌学関連
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
齋藤 従道 群馬大学, 大学院医学系研究科, 助教 (80572619)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 細胞外小胞 / 骨格筋 / 糖取り込み / 伸展刺激 / 進展刺激 / 脂肪細胞 / AMPK / 骨格筋細胞 / グルコーストランスポーター / 糖代謝 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は骨格筋培養細胞の機械的伸展刺激により得られる細胞外小胞(EVs)を詳細に検討することにより、運動や筋収縮に伴う糖代謝改善機構の解明や、新規糖尿病予防薬・治療薬の開発につながる基盤研究を遂行する。
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研究成果の概要 |
我々は骨格筋細胞に伸展刺激を加えて分泌される細胞外小胞(EVs)は脂肪細胞での糖取り込みを促進することを見出した。その作用として骨格筋より分泌されたEVsは直接脂肪細胞内に取り込まれ、糖取り込みに関するタンパクを直接脂肪細胞に導入する作用、またmiRNAを介してタンパク量を制御する両方の作用が存在することを発見した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
骨格筋が収縮する運動が糖代謝改善作用があることは周知の通りであり、骨格筋量や機能が低下している高齢者、糖尿病・肥満症患者における糖尿病治療を困難にしている。骨格筋の伸展刺激により分泌される細胞外小胞(EVs)が生体内での糖代謝改善作用を有することが明らかとなれば、新たな糖尿病治療に繋がり、超高齢化社会を迎える日本での糖尿病予防・治療に貢献するものと考える。
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