研究課題/領域番号 |
19K09124
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分55020:消化器外科学関連
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
梁井 公輔 九州大学, 医学研究院, 共同研究員 (10621055)
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研究分担者 |
大西 秀哉 九州大学, 医学研究院, 准教授 (30553276)
三好 圭 九州大学, 大学病院, 助教 (70755272)
山崎 章生 九州大学, 医学研究院, 共同研究員 (80404440)
永井 俊太郎 九州大学, 大学病院, 助教 (90755240)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | PTPN3 / 膵癌 / 癌悪性形質 / 増殖能 / 浸潤能 / 遊走能 / MAPK経路 / チロシンキナーゼ / 治療標的因子 / 癌微小環境 / 増殖 / 浸潤 / 新規治療法開発 / 悪性形質誘導 / 膵癌治療 / 腫瘍形成 / 診断補助因子 / 予後予測因子 / 腫瘍形成能 / 新規治療標的 |
研究開始時の研究の概要 |
我々はリンパ球に発現するPTPN3を標的とした新規免疫治療を開発中である。一方で、PTPN3は膵癌にも発現しているが、その生物学的役割は分かっていない。本研究では膵癌の新規治療法開発のために、PTPN3分子が膵癌に対する1) 診断補助因子、2) 予後予測因子、および3) 治療標的分子となり得るかを検証する。
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研究成果の概要 |
膵癌において、protein tyrosine phosphatase non-receptor type 3 (PTPN3)は癌増殖能、遊走能、浸潤能に関与しており、新たな膵癌治療標的分子となることが分かった。腫瘍形成には関与していなかった。また、その経路はMAPK経路を介していることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
PTPN3は本来、チロシンキナーゼ脱リン酸化酵素であるので、細胞の活性化を抑制する方向に作用するはずであるが、膵癌においてはPTPN3が逆に癌の悪性形質である増殖、遊走、浸潤を亢進している分子であることが分かった。なぜ、チロシンキナーゼ脱リン酸化酵素であるPTPN3により癌活性化が生じているかが分かれば、膵癌の新たな病態解明につながるものと思われる。
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