研究課題/領域番号 |
19K09127
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分55020:消化器外科学関連
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研究機関 | 大阪大学 (2022) 札幌医科大学 (2019-2021) |
研究代表者 |
浜部 敦史 大阪大学, 大学院医学系研究科, 助教 (60621034)
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研究分担者 |
竹政 伊知朗 札幌医科大学, 医学部, 教授 (50379252)
石井 雅之 札幌医科大学, 医学部, 研究員 (50643201)
沖田 憲司 札幌医科大学, 医学部, 助教 (70517911)
西舘 敏彦 札幌医科大学, 医学部, 助教 (80404606)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | 血液循環腫瘍DNA / 進行直腸癌 / MRI / 術前治療 / ctDNA / 直腸癌 / 局所進行直腸癌 / 大腸癌 / 再発率 / リキッドバイオプシー / リスク診断 |
研究開始時の研究の概要 |
現状では、大腸癌を治癒切除した後の個々の再発リスク診断を行うことが困難であるため、術後補助化学療法を適切な患者に投与することが必ずしも容易ではない。再発リスク診断の精度向上のため、大腸癌切除検体内の貯留血を用いてリキッドバイオプシーを行い、大腸癌が血行性転移を起こしていく動的変化を数値化し、本法の再発率診断精度向上における有効性を明らかにする。
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研究成果の概要 |
局所進行直腸癌の診断、集学的治療過程における反応などを元に至適治療を決定するために術前のctDNAの推移を元に予後予測・治療効果予測をすべく、「MRIおよびctDNAを用いた複合評価による進行直腸癌の再発リスク診断に関する前向き観察研究」を計画し、診断時、術前治療後、手術後の3点でctDNAを評価することとした。術前ctDNAの変化の状況を確認することができたため、今後は予後をフォローし、上記変化がどのように予後と関連するかを評価する。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
術前にctDNAの変化を用いて予後予測することが可能となれば、個別的に至適治療が何であるかを評価することができ、化学療法や放射線療法などの過剰治療を回避することにつながる。ctDNAに加えてMRIと組み合わせることで、より高い精度での予測が可能になると期待できる。患者側の恩恵だけでなく、医療費を抑制するなどの社会経済にも資すると考えられる。
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