研究課題/領域番号 |
19K09150
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分55020:消化器外科学関連
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
山田 耕嗣 鹿児島大学, 医歯学域鹿児島大学病院, 助教 (80528042)
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研究分担者 |
家入 里志 鹿児島大学, 医歯学域医学系, 教授 (00363359)
矢野 圭輔 鹿児島大学, 鹿児島大学病院, 特任助教 (30757919)
加治 建 鹿児島大学, 鹿児島大学病院, 特任教授 (50315420)
春松 敏夫 鹿児島大学, 鹿児島大学病院, 特任助教 (70614642)
向井 基 鹿児島大学, 医歯学総合研究科, 客員研究員 (80468024)
武藤 充 鹿児島大学, 医歯学域鹿児島大学病院, 講師 (70404522)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 腹腔鏡 / トレーニング / シミュレータ / 内視鏡外科手術 / シュミレーション手術 / 腹腔鏡下胆管空腸・膵管空腸吻合術 / 外科教育 |
研究開始時の研究の概要 |
内視鏡外科手術シミュレータを用いたトレーニングに関する研究は世界的に行われているが、専ら若手外科医や医学生に対する内視鏡外科手術の基本操作のトレーニングを目的とした研究が多く、一方で消化器外科領域における高難度疾患に対するトレーニングモデルの作成の試みはほとんど行われていない。実際の手術と遜色なく忠実に再現された肝胆膵外科領域の縫合・吻合に特化した疾患特異的シミュレータを開発し、簡便にかつ安価に繰り返し修練出来る環境を広く外科医に提供し、縫合不全”0”を目指した内視鏡外科手術の技術向上および手術成績の向上に寄与することを本研究の目的とする。
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研究成果の概要 |
内視鏡を用いた手術の普及に伴い、従来高難度とされた術式に対しても適応が拡大されている。外科医の技術向上のために、疾患を模した手術シミュレータの開発を行った。我々の研究室では先天性胆道拡張症に対する腹腔鏡下手術シミュレータを開発し、外科医の鉗子運動特性の解析に用いた。それにより、外科医の習熟度や専門分野により鉗子運動特性が異なることを明らかにした。このことを応用したシミュレータを用いた効率的なトレーニングにより手術成績の向上が期待出来ることが明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
内視鏡手術中に外科医が扱う鉗子の動きは、外科医の習熟度や専門分野毎にそれぞれ特徴があることが明らかとなった。従来のシミュレータを用いた内視鏡手術トレーニングプログラムは、手術のプロセスの学習や基本動作の反復練習などが主なものであり、このような術者の特性を考慮されたものとはなっていない。本研究の成果を応用することで、術者の特性別に習熟の不足している動作を予め予測することができ、必要な技術を重点的に習得できる効率的なトレーニング方法を開発することが可能となる。多忙な外科医が練習に割く時間を短縮する効果が期待でき、外科医の働き方改革に貢献することが出来る。
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