研究課題/領域番号 |
19K09187
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分55020:消化器外科学関連
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
水間 正道 東北大学, 大学病院, 講師 (80578675)
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研究分担者 |
川口 桂 東北大学, 高度教養教育・学生支援機構, 助教 (10700164)
畠 達夫 東北大学, 医学系研究科, 大学院非常勤講師 (30806237)
高舘 達之 東北大学, 高度教養教育・学生支援機構, 助教 (50772216)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 膵・消化管神経内分泌腫瘍 / CNPY2 / 神経内分泌腫瘍 / 膵神経内分泌腫瘍 |
研究開始時の研究の概要 |
われわれは、最近の研究により、膵神経内分泌腫瘍の新規肝転移関連因子としてCanopy FGF signaling regulator 2(CNPY2)を同定した。CNPY2は分泌タンパク質であるが、その機能は大部分が不明である。本研究では、膵・消化管神経内分泌腫瘍に対する新しい薬物治療の開発や病勢を評価するための血液検査への応用を目指し、以下の2点を研究する。①CNPY2が増殖、浸潤、転移に関連するかを神経内分泌腫瘍の細胞を用いて検討する。②膵・消化管神経内分泌腫瘍症例の血液中のCNPY2を測定し、その測定の有用性を明らかにする。
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研究成果の概要 |
膵・消化管神経内分泌腫瘍において肝転移は予後不良因子である。われわれは先行研究で膵神経内分泌腫瘍の肝転移にCanopy FGF signaling regulator 2(CNPY2)が関連することを報告したが、CNPY2の機能は不明である。本研究は、膵・消化管神経内分泌腫瘍におけるCNPY2の増殖、浸潤、転移に関する機能を明らかにすることを目的とした。本研究によって膵・消化管神経内分泌腫瘍におけるCNPY2の増殖、浸潤、転移に関する機能は明らかにならなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究成果からは膵・消化管神経内分泌腫瘍におけるCNPY2の機能は明らかにならず依然不明なままである。しかし、われわれの先行研究からCNPY2は膵神経内分泌腫瘍切除後の肝転移再発に関わる因子であることは明らかであることから、CNPY2がどのように肝転移に関わるかを分子生物学的に解明していくことは新たな治療法やバイオマーカーの開発につながると考えられる点で学術的および社会的に意義を有すると考えられる。
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