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腸内細菌叢の安定化を主軸とした、周術期神経炎症関連疾患の予防戦略

研究課題

研究課題/領域番号 19K09331
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分55050:麻酔科学関連
研究機関札幌医科大学

研究代表者

山蔭 道明  札幌医科大学, 医学部, 教授 (70285005)

研究分担者 立花 俊祐  札幌医科大学, 医学部, 助教 (30737309)
西原 教晃  札幌医科大学, 医学部, 研究員 (70836436)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワード神経麻酔 / せん妄 / 腸内細菌叢 / 行動変化 / 急性せん妄 / 手術ストレス / 周術期 / 手術侵襲 / プロバイオティクス / 神経炎症 / 制御性T細胞 / 抗炎症性物質 / 術後せん妄 / 周術期神経炎症
研究開始時の研究の概要

麻酔手術ストレスによる腸内細菌叢の変化と脳内神経炎症の惹起、mRNA変化の知見を組み合わせることにより、詳細で正確な腸脳相関の機序解明を目標とする。これらのin vitroの結果 をもって、実際の臨床現場における周術期管理、特に栄養・輸液管理や麻酔薬選択において、個人に最適なものを提供する一助となる可能性を有している。(テーラーメイド周術期管理の確立)

研究成果の概要

手術麻酔介入後に麻酔下で盲腸内容物を回収したメタゲノム解析においては、群間に有意な変化を探索することができなかった。介入のタイムラインなどを再検討する必要があることが示唆された。盲腸内容物の構成変化は、急性に変化するものでない一方で、手術モデル群におけるせん妄行動変化は確認できた。ELISA法における検討を加えたものの、群による大きな差はこちらも見られなかった。追加実験を行う予定である。

研究成果の学術的意義や社会的意義

ヒトにおけるせん妄予防の実証研究、特に術後のせん妄の解決手段として、腸内細菌叢の改善を狙った戦略を立てる上でのヒントが得られたものと考える。

報告書

(4件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2023-01-30  

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