研究課題/領域番号 |
19K09332
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分55050:麻酔科学関連
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研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
菅原 陽 横浜市立大学, 附属市民総合医療センター, 助教 (00596413)
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研究分担者 |
古賀 資和 横浜市立大学, 医学部, 助教 (00637233)
水野 祐介 横浜市立大学, 附属病院, 准教授 (80433192)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 肺高血圧 / インピーダンス / 肺血管抵抗 / Windkessel / 肺高血圧クライシス / モノクロタリン / windkessel / Windkessel model / 肺動脈コンプライアンス / インピーダンス測定 / Windlessel 3要素model / 超音波ドプラー測定 / 肺高血圧症 |
研究開始時の研究の概要 |
肺高血圧症患者にとって肺高血圧クライシス(PHC)は、右心不全、循環虚脱に至る重篤な合併症であるが、臨床研究は少なく動物モデルも存在しないため、詳細な機序は不明である。申請者はPHCモデルとして急性右心不全ラットを初めて報告し、PHC治療にAVPが有用である可能性を示した。しかし肺血管抵抗等の血行動態測定では、拍動流である体・肺循環の理解には不十分とされ、体・肺動脈コンプライアンス、特性インピーダンスが用いられる。本研究ではWindkessel modelを用い、拍動流である肺循環を解析し、種々のPH,PHCモデルにおける肺血管床の生理学的特性、血管収縮薬の効果、作用機序を比較検討する。
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研究実績の概要 |
拍動流である肺循環の生理学的、病理学的解明のため、これまでの肺血管抵抗に代わり、拍動流としてより生理的状態を示すと考えられる肺動脈コンプライアンス、特定インピーダンスの計測を行うことを試みた。インピーダンスの測定により異なる病態や進行度の肺高血圧、肺高血圧クライシスの解析を行える可能性があり、また軽症でも変化を表すと報告されていた。 肺動脈コンプライアンスの計測のための肺動脈圧と肺血流量を同時測定は行い、血管作動薬投与の効果に対するデータ収集、解析を行った。しかしながらその結果、モノクロタリン誘発肺高血圧モデルにおいては大きな変化が見られない可能性があった。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
上記測定のための実験機材の検討を続けていた。肺高血圧症動物モデルにおける肺循環のパラメーターにおいて、肺血管のインピーダンスに変化が見られない可能性が示唆された。
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今後の研究の推進方策 |
モノクロタリン誘発肺高血圧モデルにおいては、既に肺高血圧症を発症している段階では肺循環における上記パラメータの解析についてプランを検討しなおす必要がある。低酸素性肺高血圧等、異なる機序による肺高血圧におけるパラメーターの有用性の可能性を探る。
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