研究課題/領域番号 |
19K09423
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分55060:救急医学関連
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
松嶋 麻子 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 教授 (50444550)
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研究分担者 |
大原 弘隆 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 教授 (80285212)
中村 敦 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 教授 (40285200)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 銅 / 抗菌作用 / 感染対策 / 銅フィルム / 薬剤耐性 / 新型コロナウイルス / フェイスシールド / キーボード |
研究開始時の研究の概要 |
院内感染は医療現場で大きな問題となっている。私たちは、銅に強い抗菌作用があることに着目し、医療現場に応用することを考えてきた。院内感染の原因である医療機器を銅でコーティングすれば抗菌効果は得られるが、問題なのは銅には透明性がなく、医療機器の操作性を損ねることである。そこで私たちは、透明で薄い銅の抗菌フィルム(銅の抗菌フィルム)の開発を目指し、産学共同研究により、最近、世界で初めて開発に成功した。本研究では、この銅の抗菌フィルムを用いて、医療機器および医療環境の表面をコーティングすることにより、院内感染の予防効果、医療スタッフへの安全性、業務の効率を調べる。
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研究実績の概要 |
令和4年度においても新型コロナウイルスのパンデミックの影響により、研究を進めることができなかった。 これまでの研究成果の広報と関係する研究者との交流を促進するためにホームページを作成し、その費用として科研費を使用した。 次年度に研究を継続するため、補助事業期間の延長申請を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
新型コロナウイルスのパンデミックによる業務逼迫のため。
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今後の研究の推進方策 |
令和5年度はコロナのパンデミックが落ち着き、医療現場もコロナ禍前の業務に戻りつつある。予定していた研究を行う方針である。
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