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脂肪組織由来幹細胞分泌因子を用いた新たな神経保護療法の研究と開発

研究課題

研究課題/領域番号 19K09477
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分56010:脳神経外科学関連
研究機関岐阜大学

研究代表者

江頭 裕介  岐阜大学, 医学部附属病院, 講師 (50547677)

研究分担者 岩間 亨  岐阜大学, 大学院医学系研究科, 教授 (20303498)
中山 則之  岐阜大学, 大学院医学系研究科, 准教授 (30444277)
榎本 由貴子  岐阜大学, 医学部附属病院, 講師 (20377659)
船津 奈保子  岐阜大学, 医学部附属病院, 助教 (10550296)
山田 哲也  岐阜大学, 大学院医学系研究科, 助教 (60816114)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード脂肪組織由来幹細胞 / 神経傷害 / 脳卒中モデル / 脂肪組織由来幹細胞分泌因子 / 神経保護療法 / 急性脳神経障害
研究開始時の研究の概要

現在の医学をもってしても、傷害を受けた神経組織に対する有効な治療法はなく、幹細胞による再生医療に大きな期待が寄せられている。しかし、実験モデルに対する幹細胞移植では、幹細胞自身の神経分化による神経再生は限定的であり、我々が研究を進めて来た脂肪組織由来幹細胞(Adipose-derived stem cells:ADSCs)などの種々の幹細胞移植による神経傷害軽減の主たるメカニズムは分泌因子の神経保護作用であると考えられる。本研究においては、ADSCsの分泌因子およびその神経保護作用を詳細に検討することで、新たな神経保護療法や薬剤の開発を目指す。

研究成果の概要

脂肪組織由来幹細胞(ADSCs)を含む幹細胞移植による、種々の脳神経疾患における神経傷害軽減の主たるメカニズムは分泌因子の神経保護作用であると推定される。本研究では、①ADSCsに特異的な分泌因子を同定したこと、②種々の脳卒中モデル動物が、ADSCs分泌因子の神経傷害に対する保護作用とメカニズムを解析に適切であることを確認したこと、③新たなin-vitro脳血管障害モデルを確立したことが成果として挙げられる。これらの成果をもとに、ADSCsの臨床応用の可能性、また分泌因子を用いた神経保護療法の確立に向けた有用な知見が、今後も継続的に得られることが期待される。

研究成果の学術的意義や社会的意義

われわれの研究成果を含むこれまでの報告からは、ADSCs分泌因子は有望な神経保護効果を有している可能性が高い。各々の幹細胞分泌因子が異なる作用メカニズムを有している可能性がある。今回の研究より得られた知見からは、今後もADSCsの分泌因子の作用をin vivo, in vitro両者の実験系より解明することにより、現在なお治療困難である種々の疾病による神経傷害に対する複数の新規治療法、新規薬剤の開発につながる可能性がある。

報告書

(4件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 備考 (3件)

  • [備考] 岐阜大学医学部脳神経外科

    • URL

      https://www.med.gifu-u.ac.jp/neurosurgery/

    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [備考] 岐阜大学医学部脳神経外科

    • URL

      https://www.med.gifu-u.ac.jp/neurosurgery/index.html

    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
  • [備考] 岐阜大学医学部脳神経外科

    • URL

      http://www.med.gifu-u.ac.jp/neurosurgery/

    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2023-01-30  

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