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先天性橈尺骨癒合症の候補遺伝子SMPDL3Aの機能解析

研究課題

研究課題/領域番号 19K09572
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分56020:整形外科学関連
研究機関信州大学

研究代表者

中村 幸男  信州大学, 医学部, 特任教授 (00549488)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード遺伝子 / 骨格発生 / 形態形成
研究開始時の研究の概要

本事業ではsmpdl3a遺伝子改変動物を作製し、表現型の確認と主要なシグナル伝達を明らかにする。また細胞実験を用いて上記現象を確認しsmpdl3a遺伝子の詳細な役割を明らかにする。最終的にはsmpdl3a遺伝子が先天性橈尺骨癒合症の病態に関与する分子メカニズムを明らかにする。

研究成果の概要

全エクソン解析により先天性橈尺骨癒合症の候補遺伝子としてSMPDL3Aを同定した。SMPDL3Åはアミノ酸レベルの相同性がヒトとゼブラフィッシュで54%と種を超えて保存性が高い。In situ hybridization法により、ゼブラフィッシュ胚および幼魚、稚魚に おいて、胸ひれを中心に頭部~顔面部において特異的な発現を確認している。また遺伝子改変ゼブラフィッシュを解析したところ、骨格発生・分化に重要なBMPの制御効果を示すという知見を見出した。さらに病的変異を含むSMPDL3A 遺伝子はBMPシグナルを制御しないという知見、およびSMPDL3Aは古典的Wntを制御するという知見を得た。

研究成果の学術的意義や社会的意義

全エクソン解析により先天性橈尺骨癒合症の候補遺伝子としてSMPDL3Aを同定した。。
本研究では骨格形態・形成過程におけるSMPDL3A遺伝子の分子メカニズムを明らかにすることにより、先天性橈尺骨癒合症の病態に迫る。骨格形態・形成過程におけるSMPDL3A遺伝子の分子メカニズムを世界に先駆けて実証しており、ヒトの正常な骨格発生・分化の理解のみならず、骨系統疾患の病態に繋がると期待できる。

報告書

(5件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2024-01-30  

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