研究課題/領域番号 |
19K09577
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56020:整形外科学関連
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研究機関 | 宮崎大学 |
研究代表者 |
山口 洋一朗 宮崎大学, 医学部, 助教 (70822005)
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研究分担者 |
帖佐 悦男 宮崎大学, 医学部, 教授 (00236837)
関本 朝久 宮崎大学, 医学部, 講師 (60305000)
田島 卓也 宮崎大学, 医学部, 講師 (80549056)
荒木 正健 熊本大学, 生命資源研究・支援センター, 准教授 (80271609)
荒木 喜美 熊本大学, 生命資源研究・支援センター, 教授 (90211705)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 骨粗鬆症 / 骨軟骨代謝異常 / 細胞内カルシウム濃度調整 / オートファジー / アポトーシス / 酸化ストレス / ロコモティブシンドローム / 可変型遺伝子トラップ法 / 骨軟骨表現型スクリーニング / ノックアウトマウス解析 |
研究開始時の研究の概要 |
骨粗鬆症などのロコモティブシンドロームの病因・病態解明のために、可変型遺伝子トラップ法により樹立した変異マウス系統を用いて骨軟骨代謝関連新規遺伝子のスクリーニングを実施している。それらトラップクローンデータをデータベース『EGTC』(Database for the Exchangeable Gene Trap Clones)に公開し、骨軟骨代謝に異常をきたすモデルマウスライブラリーを構築中である。その中のItpr1遺伝子欠損マウスは骨量骨強度異常を呈し、同遺伝子が骨代謝で重要な働きをする可能性は高い。そこで同マウスを用いて骨代謝関連の詳細な解析を行い骨粗鬆症治療に向けて研究を進めている。
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研究成果の概要 |
現代の超高齢社会における健康寿命延伸のために、骨粗鬆症等のロコモティブシンドロームの病因病態解明は急務であり、我々は可変がた遺伝子トラップ法を用いて骨軟骨に異常をきたす新規遺伝子群のモデルマウスライブラリーを構築している。その中で著明な骨量減少を認めたInositol 1,4,5-triphosphate receptor typei(Itpr1)遺伝子欠損トラップマウス解析を行なってきた。この遺伝子は細胞内Caチャネルを介してアポトーシス・オートファジーをコントロールしていると考えられ、機能不全により著明な骨芽細胞・破骨細胞のアポトーシスをきたしているものと推測される。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本邦で1300万人が罹患していると考えられるロコモティブシンドロームの病因・病態解析のため、著明な骨量減少を認めたInositol 1,4,5-triphosphate receptor typei(Itpr1)遺伝子欠損トラップマウス解析をおこなった。これはロコモティブシンドロームの一因となる骨粗鬆症の病態を解明することでその新規治療法を開発するための礎となる研究である。
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