研究課題/領域番号 |
19K09606
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56020:整形外科学関連
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研究機関 | 北里大学 |
研究代表者 |
相川 淳 北里大学, 医学部, 講師 (90317008)
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研究分担者 |
内田 健太郎 北里大学, 医学部, 講師 (50547578)
大久保 直 北里大学, 医学部, 准教授 (10450719)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 膝蓋下脂肪体 / 神経ペプチド / 疼痛 / 変形性関節症 |
研究開始時の研究の概要 |
膝蓋下脂肪体由来神経ペプチドを介した変形性膝関節症(OA)における新規疼痛発生機序の解明を目指す。本研究では、OA患者より採取した膝蓋下脂肪体組織とゲノム編集により神経ペプチド制御因子をノックアウトした新規OAマウスを用いることで、膝蓋下脂肪体由来神経ペプチドを介した疼痛発生機序の解明を行う。
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研究成果の概要 |
膝蓋下脂肪体(IPFP)の病態は変形性関節症(OA)の痛みの原因と関連すると考えられている。 近年、種々の神経ペプチドがOAの痛みに関与する可能性が示唆されている。しかし、IPFPにおける神経ペプチドの発現や疼痛との関連性は十分に明らかになっていない。OA患者から得られたIPFPを分析した結果、IPFPにおけるApelinの発現は疼痛スコアと正の相関を示し、Peptide Lvの発現は、疼痛スコアと負の相関を示した。 ゲノム編集により作製したPeptide Lv欠損マウスは炎症の表現型を示した。 IPFPのApelinとPeptide Lvは、OA疼痛の治療標的となる可能性がある。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本邦では疼痛を有する変形性膝関節症患者が800万人存在することが明らかになっている。本研究で同定した疼痛関連ペプチドは疼痛治療標的となる可能性を秘めており、健康寿命の延伸に貢献し得る。
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