研究課題/領域番号 |
19K09651
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56020:整形外科学関連
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
庄司 剛士 広島大学, 医系科学研究科(医), 寄附講座助教 (50736569)
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研究分担者 |
味八木 茂 広島大学, 病院(医), 講師 (10392490)
中佐 智幸 広島大学, 病院(医), 講師 (60467769)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 特発性大腿骨頭壊死症 / microRNA / 診断マーカー / 大腿骨頭壊死症 / MicroRNA / 血清 / 組織液 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、以下の計画を元に実験を進める。 1) ONFH患者由来の血清、関節液を非ONFH患者(また健常者)由来の血清、関節液と比較し、miRNAの発現プロファイルを網羅的に解析し、その性質を明らかにする。 2) 1)で得られた結果を元に、その他の患者、また健常者より得られたsampleを用いて、特定されたmiRNAをreal time PCR法を用いて定量化を行い、本症と関連の強いmiRNAの同定。 3) ONFHにおける疾患関連因子とmiRNAの関連との検討を行う。 4) 1)で得られた結果を元に、大腿骨頭、また周囲組織におけるmiRNAの発現プロファイルを解析し、その動態を明らかにする。
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研究成果の概要 |
特発性大腿骨頭壊死症患者の関節液中のmicroRNA(miRNA)の解析の結果, 大腿骨頭壊死症症例においてmiRNA(let7c, miR-30, miR-31, miR-150, miR-210)で有意に高い発現を認めた。 また、それらの発現は大腿骨頭壊死症のstage毎の差を認めなかった。一方、大腿骨頭壊死症での関連特異的(ステロイド関連、アルコール関連、狭義の特発性)な解析を試みたが, 症例数が少ないことに起因してか、関連別でのそれぞれのmiRNAの発現量の差は認めなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
特発性大腿骨頭壊死症症例の関節液中には, 疾患特異的なmicroRNA(let7c, miR-30, miR-31, miR-150, miR-210)が高発現しており、さらに壊死症のどのstageにおいても恒常的に高発現していることが示された。これらの疾患特異的と考えられるmicroRNA(単独もしくは複数のmicroRNAを組み合わせることで)を用いることで、これまで少なからず誤診されてきた、特発性大腿骨頭壊死症に対し新たな診断マーカーになる可能性があることが示された。
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