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腎癌による免疫代謝改変の制御を利用した新たな治療戦略に向けた基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 19K09693
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分56030:泌尿器科学関連
研究機関福島県立医科大学

研究代表者

石橋 啓  福島県立医科大学, 医学部, 博士研究員 (90347211)

研究分担者 小島 祥敬  福島県立医科大学, 医学部, 教授 (60305539)
羽賀 宣博  福島県立医科大学, 医学部, 准教授 (50586617)
小川 総一郎  福島県立医科大学, 医学部, 講師 (50554200)
片岡 政雄  福島県立医科大学, 医学部, 講師 (90554204)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 中途終了 (2020年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワード腎癌 / IL-6 / SOCS3 / サイトカイン
研究開始時の研究の概要

本研究では、薬剤抵抗性の腎癌で特に高レベルに発現する事が判明したIL-6の生物活性に着目し、腎細胞癌が免疫チェックポイント阻害剤や分子標的薬に抵抗性を来すメカニズムの詳細を解明する。さらにIL-6による癌細胞内での免疫細胞増殖や血管新生に有利な代謝経路を代謝リプログラミングによって負に制御することによって制癌を達成する新たな治療法の開発に向けた基礎的研究を行う。

研究実績の概要

腎癌における免疫代謝状態の変化について解明するため、まず糖代謝状態の
改変による影響を評価した。糖代謝改変薬であるメトホルミンをヒト腎癌細胞株ACHN、786-O細胞株へ投与を行い、経時的な形態変化や細胞増殖について評価した。その結果、どちらの細胞株においてもメトホルミン投与後の経時的な細胞形態に変化はみられなかった。細胞増殖への効果については、サイトカインやTKI感受性のあるACHN細胞では、メトホルミン投与量に依存した細胞増力抑制効果を認めた。一方、サイトカインやTKI抵抗性のある786-O細胞は、少量のメトホルミン投与から著明な細胞増殖抑制効果を認め、薬剤耐性腎癌細胞への糖代謝改変の有用性が示唆された。

報告書

(2件)
  • 2020 実績報告書
  • 2019 実施状況報告書

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2021-12-27  

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